ネット攻撃で消えていく伝統行事!「なまはげ」も怖くない鬼、節分も豆禁止

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   愛知・犬山市の中学校で60年以上も続く「机・腰掛洗い」は、卒業を前にして3年生が3年間使った机や椅子を感謝を込めて木曽川で洗うという伝統行事だ。これを新聞が報じると、ネット上に「虐待だ」「教育現場での自己満足に過ぎない」「不合理」「苦行」「強要」「教育効果があるのか」という書き込みが殺到し、これに対して「批判する人は寂しい人だね」「伝統行事に意味を求めるなって」と論争になった。

   当の卒業生たちは「楽しんでやってます。本人たちが良ければいいと思います」と話し、OBたちも「近所の人が豚汁持ってきてくれた」「お礼でやってるんだから、批判の必要はない」と冷静だ。学校も「多くの方に応援していただいている。これからも続ける」という。

「除夜の鐘」うるさい!困ったお寺は大晦日の夕方に1百八つ

   犬山市の一件はいままで通りということでひと段落したが、それですまなかったのが秋田名物の「なまはげ」だ。「悪い子はいねが~」と子供を怖がらせるのだが、これが優しい鬼に変ってしまった。県南西部のにかほ市では、10年ほど前から家に入れてくれない家庭が増え、お面も優しくして、子供と宿題をやるような鬼になっていた。よそから来たお嫁さんから「なんでそんなに怖がらせるの」という苦情があって、苦肉の策らしい。

何かおかしくないか

   静岡・牧之原市で200年以上になる大澤寺では除夜の鐘が撞けなくなった。周囲に住宅が増え、うるさいという苦情が来るためだ。寺は止むを得ず、除夕の鐘として夕方に撞いている。今井一光住職は「そういう時代ですよ」とあきらめ顔だ。

   秋田出身の司会の小倉智昭は怒った。「なまはげを優しくするの? なすてだぁ」

薪背負い本読む二宮金次郎像にも「歩きスマホに似てる」とクレーム

   まだある。栃木では薪を背負って本を読みながら歩く二宮金次郎像に「子供を働かせるのか」という声が上がったり、歩きスマホに似ているというので、座った像に変わった。兵庫の幼稚園では節分の豆まきに、豆ではなく丸めた紙の玉を使う。誤嚥事故防止とアレルギー対策なのだと。

   小倉「節分とか年中行事はどこへいっちゃうんだろうね」

   新美有加アナ「形を変えてでも伝統を残したいというのもあると思います」

   小倉が秋田弁でなまはげをやって見せて爆笑。

   ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)「語り部がいなくなったのかなあ。様式は進化していっていいが、なんでこの様式なのかを語る人がいないといけない。しかもネットでは声なき過半数は無視される」

   ネットではとくに批判的でない人は書き込まないから、どうしても否定的なものが目立ってしまう。

   世界でもあるというので驚いた。スペインの有名な「牛追い祭り(サン・フェルミン)」も、ある村で今年は牛ではなく牛の絵が描かれた巨大なボールになっていた。牛の虐待だという声に対応したのだ。ただ、ボールにしたら子供も参加できて、観光客は増えたという。

   小倉「鬼を差別しちゃいけないんだと!?」

   中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「鬼は外と言っちゃいけない」(笑)

   小倉「ちょっと違うような気もするんですが・・・」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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