2024年 4月 26日 (金)

知らないうちにリボ払い!気付いたときにはすでに手数料70万円支払い

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   クレジットカードのリボ払いのトラブルが増えている。国民生活センターへの相談はこの10年間で8倍だ。何が起きているのか、落とし穴はどこにあるのか。

   もっともポピュラーなクレジットカード決済は翌月の一括支払いだろう。このときは手数料はかからないが、リボルリング払い(リボ払い)は一定額の毎月の支払額が決められ、引き落としのたびに手数料が15%前後かかる。国民生活センターの飯田周作氏は「本人がリボ払いだという認識がないことも多いんです。なかには数年から10年経ってから気づき、手数料だけですでに70万円を払っていたというケースもありました。手数料分の残債が増えてゆくんです」

契約書・申込書に小さな字で「リボ払い優先」表記

   井ノ原快彦キャスター「一括払いかリボ払いかは、自分で選択できるんじゃないの?」

   瀬田宙大アナ「基本はそうですが、でも穴があったんです。日本クレジット協会に聞きました。『知らないうちにリボ払いは違法ではないのか』と。答えは『法律で義務付けられています。ただし告知は書面でも可です』ということでした。つまり、契約書や申込書に『リボ払いが優先されます』と書かれてあればオーケーということなんです」

   柳沢秀夫キャスター(解説委員)は納得できないという。「契約書などの細かい文字の中に書かれていても、読めないし読まないよ。利用者は」

特典やポイントに目を奪われ、おカネ借りてる感覚マヒ

   瀬田アナ「カード事情に詳しい池本誠司弁護士は、『カード会社は違法ではないが誠実ではない』と言っています。

   一方、利用者はお金を借りているという感覚よりも特典やポイントに目を奪われがちで、『金銭感覚の希薄さ』を池本さんは諫めています」

   どう解決すればいいのか。「カード会社にリボ払いかどうかの確認」「リボ払いになっていたら残債を一括返済(手数料支払いの回数が減る)」「リボ払い専用カードなら解約。支払方法が選べるカードなら一括払い優先に変更」する。

   有働由美子キャスター「とにかく確認。確認ですね」

(磯G)

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