2024年 4月 26日 (金)

櫻井パパ固辞で小池百合子でいくしかないか・・・「都知事選」自民党あきらめ顔

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   自民党本部や東京都連が都知事選に擁立を進めていた桜井俊・前総務事務次官にあらためて断られて、いち早く名乗りを上げた小池百合子氏でも仕方がないというムードが党内に広がっている。

   桜井氏は「息子(嵐の櫻井翔)がテレビであと30年働くことを考えると無理はできない」と周囲に漏らしているという。小池氏はすっかりその気で、きのう30日(2016年6月)に与党議員らとの会合に出席し、「話題の方でございます」と紹介され、挨拶に立つと「2020年の五輪を迎える首都東京です。景観のみならず、防災の観点からも素晴らしい街づくりを皆さま方とともに」とハイテンションだったという。

党本部も東京都連も「代りの人いない」

   抜き打ち立候補表明に「何を考えているのか」と怒っていた萩生田光一・官房副長官も、「(小池を)有力な候補の1人としてとしての対応を考えていくのではないか」と容認とも取れる口調に変わった。都連の菅原一秀・会長代理も「大事な知事選ですから、失敗は許されない。分裂はない。そういう方向に持っていきたい」と話す。党本部が別の候補者を擁立しなければ、小池氏になるということだろう。その小池氏は「私は意思表示させていただいて、決定される方々にお任せになると思う」と、なにやらいい感触をつかんでいるような口ぶりである。

   こうなると、鍵を握るのは野党になるのかもしれない。民進党内で何人か名前は出ているのだが、インパクトがない。

野党・民進党も「昔の名前」ばかり

   司会の夏目三久「自民党でもいろいろ名前が出てますが」

   龍崎孝(流通経済大教授)「桜井さんが断った後で受ける人がいるかどうか。小池さんのペースが続くようですね」

   夏目「民進党はどうでしょう」

   龍崎「4人ほど名前が挙がりましたが、この時期に4人ということは、これぞという人がいないということ。どちらも無難な人を選ぼうとしていて、都政を立て直すんだという、政党としての覇気が感じられないですね」

   こうなると、強烈な個性か知名度か、そんな人物の後出しジャンケンに期待するしかないか。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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