2024年 4月 26日 (金)

体操男子団体金メダル!応援席のお母さんたち「目を開けて見てられなかったわよ」

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   「とにかくうれしい朝でした。どちらを見たらいいのか」

   リオ五輪の特設スタジオにいる小倉智昭に代わって、司会役の笠井信輔(ニュースデスク)が困ったようにいう。リオ五輪で柔道男子73キロ級の大野将平と体操男子団体で日本が金メダルを獲得した。

   柔道の日本人選手は銅メダルを取ってもうれしい表情をしなかった。大野も決勝戦に勝ったときの表情は変わらない。試合場から降りると、さすがに笑顔がこぼれた。金メダルに最も近い男と言われ、本人も出場前から「最低でも金」と答えていた。

   1本勝ちで進み、決勝戦も小内巻き込みで鮮やかな1本を決め、期待通り金メダルを獲得した。そのプレッシャーから解き放されたのか。インタビューで「1本で柔道の素晴らしさを見てもらえたと思います」

   笠井「小倉さん、大野選手の笑顔はなかなか見られないんですが」

   小倉の隣にいる五輪3連覇の野村忠宏氏が「私にはとびきりの笑顔を見せてくれました。私も最高の気分。豪快な一本、美しい柔道を示してくれました。練習する時は階級上の選手と対戦しています。怪我がなければこれからも勝ち続けますよ」

内村航平「めちゃめちゃメダルが重いです」

   体操は12年振りの金メダルだった。内村航平が「(金メダルが)めちゃめちゃ重いです」。予選では考えられないようなミスが連発し4位に終わった。決勝では予選の得点は関係ないが、総力戦で最後にロシアを追い越した。

   小倉「予選が4位になり、メディアはいろいろ言っていましたが、私は心配していませんでした」

   選手のお母さんたちも応援席で大声をあげた。スタジオの笠井が内村ら5人のお母さんに聞く。「体操やめたいという息子はいましたか」。誰もなし。「子どもの演技を目をつぶらずにすべて見ましたか」。「はい」は2人だけだった。親たちにとっても大変な戦いだった。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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