「いきなり結婚」恋愛なんて面倒臭い!『逃げ恥』ヒットの秘密・・・交際相手いない男性7割、女性6割

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   最新の国の調査では、交際相手がいない未婚者(18~34歳)は男性で69.8%、女性で59.1%だった。性経験がない独身者は男女ともに4割を超えた。「恋愛は面倒くさい」「恋愛すっ飛ばして結婚でいい」なんていう若者もいる。

   ブログで「結婚相手を募集」したタマエさんは、年齢、年収、見た目を問わずと書いて話題になった。IT企業の広報の仕事もプライベートも充実しているので恋愛は求めない。ただ、子供は欲しいと話す。女性2人、男性7人とシェアハウス暮らしで、「産むには結婚しておいたほうが得なことが多い」と考えている。25人から応募があって、好評なのだそうだ。「説明会という名の飲み会をやりたい」「旦那になるかどうかのインターン期間と思って住んでもらえば楽しい」という。

婚活疲れた。就活疲れた。仕事疲れた。逃げたい。契約結婚でいい。

   無料の婚活アプリというのもある。学歴、年収、身長、体型などと写真を登録して、条件に合えば「いいね」の交換となる。このアプリで結婚相手を探しているチサトさん(26)は、介護の仕事で年収200万円余り。結婚を急ぐのは、家計の負担をシェアすることで生活を安定させたいから。「気持ち的にはすぐに同棲でもいい。やりくりしながら生活しているから、お金には敏感です」

   国の調査では、結婚の利点として「経済的に余裕が持てる」と答えた女性は、05年には12.0%だったが、15年には20.4%になった。「いきなり結婚」はヒット漫画「逃げるは恥だが役に立つ」にも登場する。就職に失敗して自分を見失った女性と、家事をする人を探していた男の物語だ。多くの共感の声が寄せられているそうだ。「逃げ恥見ると結婚したくなる」「安定した生活を送りたい」......。作者の海野つなみさんは「みんな安心したいのかな」という。

   20歳すぎまで彼氏がいなかったというタレントの春香クリスティーンさんは、「婚活疲れた、就活疲れた、仕事疲れた、逃げたい、契約結婚でいい。そういう感じを持ちます」と話す。「いきなり結婚はともかく、共感は持ちますね。無駄が嫌なんです。結婚前のプロセスの時間とお金などが。私は感情の起伏もある」

   「婚活」の名付け親の中央大・山田昌弘教授は「背景に経済的余裕のなさがあります。好きな人と結婚すると、生活を始めないといけない。それが両立しないと、前半をすっ飛ばして、いい結婚に優先順位が置かれる。春香さんが言うように、恋愛はコストになるんです」

   「婚活」は出会いの機会を作ろうと作った言葉だったが、そうはならず、恋愛をすっ飛ばす人が増えたわけだ。山田教授は「想像できなかった」という。

漫画・アニメで疑似恋愛する「喪女」

   内閣府の調査で「恋人はいらない」理由で一番多いのは「恋愛が面倒」だった。これについて、「クローズアップ現代+」が行ったアンケートに10~30代の男女800人が声を寄せた。大学3年生のケンイチさんは彼女いない歴22年、性経験なし。同じような同級生は大勢いる。「仲間がいるから安心感。恋人をつかむ努力が面倒くさい」

   しかし、実はこれはいいわけだった。LINEの友達は332人。失恋したことがこれに流れてしまったのだった。34歳の女性会社員はSNSが恋愛を難しくしているという。Facebookでは写真で行動がバレてしまうので、じゃまくさいと思われたりする。21歳の大学生は「LINE、Twitterとか、人間関係が壊れないよう注意している」という。専門家はこれを「SNS監視社会」という。若者をがんじがらめにしているのだ。

   大学3年生ナオコさんは彼氏なし。「喪女」というのだそうだ。恋愛に消極的だ。振られて傷ついたあと、擬似恋愛の世界、漫画、アニメに逃げた。「主人公の容姿が中の下だから。イケメンに好かれる体験を見たかった」という。

   擬似恋愛には時代が影を落としてもいる。テレビドラマはかつては恋愛モノが主流だったが、2000年代から恋愛は影をひそめた。山田教授は「若者に恋愛で失敗する余裕がなくなってるのが大きい」と見る。結婚して生活できるだろうかという不安の結果が、男の7割、女の6割が未婚となっている。若者の足元を崩しておいて、国会は憲法論議だと。その前に国は滅びるぞ。

NHKクローズアップ現代+(2016年11月24日放送「恋人いらないってホント?出現!『いきなり結婚族』」)

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