2024年 4月 29日 (月)

大毅対戦相手 「偽チャンピオン」?

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   亀田興毅選手の世界タイトルマッチ判定「疑惑」バッシングが納まらないが、2006年8月20日に行われる弟の亀田大毅選手の試合についても、「疑惑」が浮上してきた。対戦相手のインドネシアフライ級チャンピオンだというウィド・パエス選手(24)が、実はキャリア3戦の無名ボクサーなのではないか、というのだ。真相ははっきりしないが、「亀田ファミリー」にトラブルが付きまとうのは確かだ。

   パエス選手について、亀田兄弟のオフィシャルホームページのブログでは、
「今度の相手はインドネシアの現役チャンピオン。まぁ大毅は強なってるから絶対KOするよ!」
と興毅選手の応援メッセージが綴られている。

実は、3戦の記録しかなく、1勝1敗1分??

ボクサーの戦績情報サイトでは、パエス選手の戦績は1勝1敗1分
ボクサーの戦績情報サイトでは、パエス選手の戦績は1勝1敗1分

   しかし、

「大毅の対戦相手の本当の姿は、対戦経験わずか3試合、ブランク1年以上、唯一勝った相手は亀田大毅にも負けるようなロートルという無名の弱小噛ませ犬です。まさに亀田興毅並みのインチキ八百長試合です」

   と書かれたブログがいくつかある。
   06年8月15日付の日刊ゲンダイも、
「(パエス選手の)戦績がどうも怪しいのだ。興毅のデビュー戦を戦ったデンナロン・シスソバは『10戦のキャリア』とされたが、実は2戦2敗の選手だったという具合」と「前科」を指摘している。その疑惑の戦績の根拠としているのが『BoxRec』というボクサーの戦績情報サイト。
   J-CASTニュースがこのサイトで検索したら、パエス選手は3戦の記録しかなく、1勝1敗1分。インドネシアタイトル戦は05年1月に行っていたが敗退。最後の試合は05年6月で、この試合は勝利しているが、タイトル戦ではなかった。
   このへんはどうなっているのか協栄ジムに聞いてみると、

「パエス選手はインドネシアチャンピオンです。戦績は18勝4敗3分です。チャンピオンが3戦しかしていないというのはありえません」

   と答えた。

「現在調査中」とコミッション

   ただ、日本ボクシングコミッションでは「チャンピオンであるのか、ないのか現在調査中」としている。

   20日の大毅選手の試合は24:30の深夜に録画放送される。2日に行われた興毅選手の試合は42.4%という高視聴率を獲得したことで、大毅選手の試合も生放送、もしくは日中に放送すればかなりの視聴率になると予測できる。TBSが亀田親子を全面的にバックアップしてきた経緯があるだけに、あるブログには、

「期待されてないのかな?興毅は、タイトルかかってなくてもゴールデンで放送されたのに」

   など疑問の書き込みがあるのは当然だ。
   興毅選手の採点を巡る「疑惑」の話題がヒートアップ。一部マスコミに暴力団との噂などが報道されたうえ、テレビ朝日の番組で亀田父のやくみつるとの舌戦もあって、亀田親子にダーティーなイメージが完全に定着してしまった。フジテレビが格闘技番組「プライド」の放送を中止したように、TBSも亀田親子から距離を取り始めているのかもしれないのだ。J-CASTニュースがTBS広報に問い合わせると、

「もともと地上波での放送は深夜枠だったはずです」

と否定した。対戦相手パエス選手の戦績等を聞くと、

「細かいことまでわかりません」

とそっけなかった。

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