2024年 4月 26日 (金)

神社のネット参拝 神社本庁が注意喚起

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

「手紙やFAXがメールに代わっただけ」

   そうしたなか、高知県南国市の新宮神社がJ-CASTニュースの取材に答えてくれた。同神社が「ネット参拝」を始めたのが10年ほど前。きっかけは「面白そうだった」からだという。

「昔から、入院などで参拝できないなどいろんな人がいまして、そんな人から祈願や罪けがれを浄化してほしいなど手紙やFAXが来て、それに応じたわけです。ネット参拝はその現代版なんです」

と、手紙やFAXがメールに代わっただけの話だと説明する。また、お守りやお札などのネット販売をしていたが、もうやめたのだという。「送料をどうするだとか、注文があった品が無くなっちゃうとか(笑い)色々煩雑だったので。ネット参拝も無料でやっていますから、忙しいだけで、大変なんですよ」 と苦労話になった。

   それでは、ネット参拝をしていない神社はどんな考えなのか。東京都の神田明神は、

「お参りなので、ご本人が足を運ばなくては意味がないんですよ」

と、ネット参拝は「邪道」と言わんばかりだった。
   ネット上の意見はどうなのか。ブログを検索してみると「遠方だからとか、面倒だからという理由で、その場所に行かないで御利益だけ得ようとするというのは、あまりにも信念が腐ってはいないだろうか」といった批判的意見があった。
   一方、2ちゃんねるではこうだ。

「おまいら、八百万の神を舐めるな。ネットにだって神様はいるんだぞ!」「800万もいるんだから、とっくにネット上に引越しした神もいるって」「結局大事なのは祈る気持ちだろ?」「サーバーを御神体にして分霊すればいい」

こちらは、ネット参拝でも意味があるというカキコミも多かった。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中