「セブンイレブン」のオワコン化が始まった 「上げ底弁当」だけじゃない日本人が行かなくなった理由

   コンビニ業界の「絶対王者」として長く君臨してきた「セブンイレブン」の苦戦が続いている。ライバルのローソンやファミリーマートがお得感を前面に押し出す一方、セブンにはネット上で「高い」「量が少ない」といった不満が根強くあり、それが客離れにつながったとの指摘もある。

   さらに、コンビニより安いミニスーパーが都市部で店舗を増やしており、新たな競争相手になっている。セブンイレブンに何が起きているのか。

  • セブンイレブンに何が起きているのか
    セブンイレブンに何が起きているのか
  • イオン系のミニスーパー「まいばすけっと」
    イオン系のミニスーパー「まいばすけっと」
  • セブンイレブンに何が起きているのか
  • イオン系のミニスーパー「まいばすけっと」

セブンから客がどんどん減っている

   売上の伸び、客数、利益の各面で競合に押され、王者セブンの牙城が崩れつつある。

   2026年2月期のチェーン全店売上高は、セブンが5兆4693億円で前期比1.9%増。ファミマは3兆3002億円で1.7%増、ローソンは3兆223億円で4.5%増だった。規模ではセブンが他を圧倒するが、既存店では売上高1.2%増、客数0.9%減。ローソンは売上高4.5%増、客数0.8%増と伸び、ファミマも客数1.2%減ながら売上高は3.0%増とセブンを上回った。

   売上高はローソンの好調が目立ったが、利益でも明暗が分かれた。セブンの国内コンビニ事業の営業利益は2225億円で前期比4.7%減。一方、ファミマは連結事業利益が1002億円となり、過去最高を更新した。加盟店利益はセブンが2年連続で減少したのに対し、ローソンは7年連続で増えている。

   直近の動きでは、5月のセブンは既存店売上高2.7%増、客数0.8%増と持ち直したが、6月は売上高横ばい、客数3.5%減となり、やはり苦戦から抜け出せない状況だ。

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