2024年 4月 25日 (木)

「週刊金曜日」に共産党激怒 「民主主義語る資格問われる」

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「浅野氏は石原都知事とウリ二つ」とこきおろす

   共産党はこれに反発。記事内容に反論する文書を植木俊雄・広報部長名で作成、3月16日、「週刊金曜日」編集部に手渡した。共産党側は、この文書の掲載を求めており、文章のボリュームは約1,300字で、週刊金曜日に掲載された記事と、ほぼ同じだ。この文章の全文は「しんぶん赤旗」にも掲載された。

   文書では、

「(浅野氏は) 巨大開発を進め福祉を削りに削ったという点で、石原都知事とうり二つ」
「『オール与党』陣営の二人に対抗して、日本共産党と吉田氏が都政の転換を掲げているのです」

   など浅野氏をこきおろしている。

「その(吉田氏という)選択肢を最初から、しかも『民主主義』の名で排除しようなどというのは、『民主主義』を語る資格が根本から問われるでしょう」

   この文書を書いた植木広報部長はJ-CASTニュースに対して

「共産党が名指しで批判されていたので、反論する必要があった。事実に基づかない誹謗中傷に対しては意見を述べ、掲載を申し入れます。『赤旗』の読者からも、週刊金曜日の記事に対して、『あの記事はどうなんだ。どう対応するつもりなのか』と、党としての見解を示すように求める意見があった、ということもあります」

と、異例の「反論」に至った経緯を説明した。もっとも、「異例」といいつつも、このような「反論」は初めてではなく、年に1~2回程度はあるのだという。

   この「反論文書」、半分程度の分量に削られた上で、週刊金曜日の「投書」欄に掲載されるという。

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