ミクシィ飲酒運転告白 「冗談」でも勤務先解雇

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不謹慎な書き込みは許されない、と処分

   これが災いしたのか、4月14日から15日にかけて、男性が住む前原市の隣町の二丈町にじょうまちに、男性の日記の書き込みを非難するメールが2通届いた。メールには、日記の内容はもちろん、この男性の勤務先や、男性が前原市の消防団に所属していたことが明記されていたいという。

   これを受けて二丈町はメールの内容を勤務先と前原市に連絡。前原市はさらに前原署に連絡し、事態は拡大することになった。西日本新聞によると、男性は前原署の事情聴取を受け、「冗談のつもりだった」と日記を書いたことを認めたため、厳重注意を受けたという。

   男性の勤務先である「福岡広域森林組合」では、4月16日に連絡を受け、17日に懲戒委員会を開催、男性を諭旨解雇することを決めた。同組合の中村晴男組合長は、J-CASTニュースに対して、処分の経緯をこう話す。

「西日本新聞には『辞職』とありますが、『解雇』です。『懲戒解雇』よりは軽い処分で、いわば『諭旨解雇』です。もちろん、退職金は出ません。警察も『(日記は)虚偽の書き込み』と言っているので、飲酒運転はなかったと思っていますが、『不謹慎な書き込みは許されない』とのことで、今回の処分になりました」

   男性は4月に採用されたばかりで、わずか半月の勤務だった。たった数行の日記が、重大な結果を招いてしまった形だ。なお、この男性は、すでにミクシィを退会している。

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