2024年 4月 25日 (木)

三井住友銀行大量採用、09年春は44%増の2400人

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   三井住友銀行は2008年1月7日、09年春の新卒採用の計画を明らかにした。総合職とコンシューマーサービス(CS)職、ビジネスキャリア職の合計2400人の予定で、これは08年春の採用見込みに比べて44%増にあたる。この7月に派遣社員を正社員化するビジネスキャリア職の採用を増やしたことが大きい。

   計画によると、総合職は約600人。遠距離の転勤がなく、個人向け相談業務等を担うCS職は約500人。CS職は「総合職に準ずる待遇になります」(広報部)という。投資信託や、07年12月に全面解禁された保険商品などの窓口販売に対応する優秀な人材を確保する。

女性中心のビジネスキャリア職は倍増

三井住友銀行は大量採用の方針を明らかにした
三井住友銀行は大量採用の方針を明らかにした

   一般職を廃止し、現在の派遣社員を正社員化して設置するビジネスキャリア職は、08年に比べて倍増の約1300人とする。

   ビジネスキャリア職は支店の店頭事務等を担うオペレーションコースと法人営業等をサポートするコーポレートコースに分けており、これまでは派遣社員を中心に仕事にあたってきた。いまの派遣社員が08年7月、正社員に「移籍」。このため、09年春の新規採用の多くは女性になりそうだ。

   正社員の採用を増やすことで優秀な人材を確保し、円滑なオペレーションとサービスの「質」の向上を図る目的がある。また、銀行の派遣社員は金融機関での勤務経験などを重視し、かつ比較的勤続期間が長くなる傾向にあるので、女性の戦力化を推し進める狙いもある。

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