2024年 4月 23日 (火)

十六文キックに「首絞め」 北朝鮮レフェリー疑惑の判定の数々

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「とび蹴り」を食らった安田選手は「異常なし」

   その後も、中国の選手は背後からのタックルなど、明らかな危険行為を繰り返し、さらに、オフサイドポジションではないところにいた選手にパスを出した日本側のプレーがオフサイドと判定される、足をかけられたのに日本の選手のファウルが取られるなど不可解な判定が相次いだ。「北朝鮮の審判が日本代表の試合で主審を務めるのは最近では見たことがない」とサッカー業界関係者は指摘するが、主審は不可解なジャッジを繰り返した。

   後半39分に鈴木啓太選手の首に中国の選手が掴みかけたシーンを「首絞め」と表現した日刊スポーツでは、前FC東京監督の原博実氏が審判のレフェリングを「あまりにもひどかった」と指摘。「東アジアのレベルを上げるための大会で、あの笛ではけが人も出るし、いい試合内容にならない」と述べている。

   ネット上でも、試合後から中国の選手によるラフプレーをまとめた動画やオフサイドと判定されたシーンを検証する画像がアップされるなど、中国の選手や審判に対する批判が相次いだ。

   中国のゴールキーパーに「とび蹴り」を食らった安田理大選手は2008年2月21日にブログを更新し、「中国の病院でレントゲンとCTを撮った結果、異常はなかったんでとりあえずは良かったです」と報告。

「まぁそんな話はさておき、昨日は中国のGKの十六文キックを受けたことより悔しかったことがありました。一つは、あのシュートを決めれなかったこと」

と、「十六文キック」に対する怒りよりも、シュートが結果的に外れてしまったことを悔しがっている。

   岡田監督は「冷静だった」と選手を評価しているが、スポーツ各紙も「普段どおりのプレーを続けた」「成長を確かに実感した」と概ね、過酷な状況下でも冷静に勝利を手にした日本代表を評価している。そんな日本代表は08年2月23日に韓国と対戦し、同大会初優勝と岡田ジャパン初タイトルを狙う。

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