多重債務者数、1年で3割減

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   消費者金融業者などから5件以上の借り入れがある、いわゆる多重債務者数が2008年3月時点で約117万7000人となり、1年前に比べて31.2%減少した。2008年5月13日に開催された政府の多重債務者対策本部有識者会議で金融庁が報告した。

   07年度に金融庁や都道府県などに寄せられた苦情・相談件数は6万5900件で、前年度比19.4%増。債務整理や取り立て行為、過剰貸付などの内容が多かった。

   一方、無担保無保証借り入れが1件以上ある人は約1126万4000人(前年同月比3.6%減)で、このうち延滞情報の登録がある人は約199万1000人と、1年前に比べて12.4%増えた。07年12月から施行された貸金業法の影響で消費者金融大手などが貸出金利の上限を引き下げているが、それに伴い融資審査を厳しくしている。延滞者の増加について、金融庁では「融資をしぼられて、自転車操業が利かなくなった人が延滞に陥っている」(総務企画局)と推測している。

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