2024年 5月 2日 (木)

出まくり加護VS週刊ポスト 「法的処置」どこまで本気?

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「社としては、対応していません」という版元の不思議

   もっとも、加護さんは、今回の「週刊ポスト」以外にも、過去の経験をあけすけに語っているようだ。例えば、08年8月21日付けの「東京スポーツ」のインタビューでは、加護さんに「妊娠中絶説」が浮上した時の様子を

「(マネージャーさんから)『加護…ホントに?』って聞かれて。こっちとしては『何が?』ですよ。私、まだそういうこともシてなかったので(笑う)」

と振り返り、この記事には「中絶報道出た時、私…処女でした」との見出しがついている。今回の「週刊ポスト」の記事では、これよりも、さらにもう一歩踏み込んだ表現になっていたことが、問題化した可能性もありそうだ。

   真意を確認すべく、具体的にどの記事の、どの記述を問題視しているか、提訴のタイミングについて、版元の「メディア・クライス」に確認を試みたが、広報担当者は

「これは社長案件なので、コメントできません。社としては、対応していません」

と話し、会社としては関与したくない様子。今回の「法的処置」発言は、半ば「社長の独断」である可能性もありそうだ。

   一方の週刊ポスト編集部では

「担当者が出張に出ているので対応できない」

とのことだった。

   加護さんは、週刊文春(08年8月28日)号のインタビューで、

「ゼロからのスタートかもしれないけど、これまでイメージを壊したくなくってできなかったことにも今はトライできますから。イメージはもう、壊れたので」

と話していたばかり。今回のインタビュー記事ではどこがどう「壊れた」のだろうか。

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