パナソニックは、経営再建中の三洋電機の株式の過半を公開買い付け(TOB)によって取得し、2009年4月にも同社を子会社化する方向だ。パナソニックは、三洋が主力とする電池事業やAV機器を取り込む。年間売り上げが11兆円を超す国内最大の電機メーカーが誕生することになる。
この報道が伝えられた直後の2008年11月4日、三洋電機株は、TOBへの思惑と経営再建の方向性が定まったことが好意的に受けとめられ、買い気配が高まり、買い値がつかないまま午前の取引を終えている。パナソニック株も上昇している。
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