2019年 6月 18日 (火)

「ユーチューブ」もうジリ貧なのか 09年は赤字4億7000万ドル!!

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   利用者数が増加の一途をたどる動画投稿サイトだが、どのサイトもビジネスモデルを構築できずにいる状況が続いている。そんな中、ユーチューブは2009年には4億7000万ドルの赤字を計上するとの見通しを金融機関が発表し、波紋が広がっている。収入が伸びる一方、支出の伸び幅がそれを大きく上回るというのだ。動画投稿サイトの今後は、「ジリ貧」なのだろうか。

動画の再生量が増える分、支出も増えて赤字は拡大

   注目されているのは、スイスに本拠地を置く金融機関、クレディ・スイスが09年4月に発表したレポートだ。それによると、ユーチューブでは、09年には2億4000万ドル(239億円)の収入が見込まれているという。前年比で20%増だ。ところが、回線にかかる料金、コンテンツのライセンス料、サーバーの維持費用などを合わせた支出の総額は、7億1100万ドル(708億円)にのぼると見られており、その結果、4億7000万ドル(468億円)の赤字になるというのだ。

   支出の内訳を見てみると、コンテンツのライセンス料が全体の36%なのに対して、回線関係のコストは実に51%。1日あたり100万ドルかかっている計算だ。

   今後も同サイトの利用は伸びていく見通しで、09年には前年比38%増の750億本の動画が再生されるとみられている。

   だが、動画の再生量が増える分、支出も増えていく形で、赤字は拡大していくのは確実な情勢だ。レポートでは、経営改善の方向性として、収入を得られる動画の割合を増やしたり、広告のフォーマットを標準化して広告需要を高めることなどを提言している。

   ITジャーナリストの井上トシユキさんも同様の見方で、

「ユーチューブでは公式チャンネルの開設が相次いでいて、これは広告プログラムの側面がありますので、確かに『入り(収入)』は増えているようです。ただ、トラフィック(通信量)の増加も大きく、サーバー増強やそれにともなう人件費の増加など、『出て行く方(支出)』の方が大きくなっているようです」

と話す。

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