2019年 3月 25日 (月)

インドネシア人「介護士」の「研修」 受け入れ先なく、募集締め切り延長

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   日本人の介護従事者が年々減っているなか、インドネシアから介護福祉士候補者を受け入れる試みが2008年に始まった。2年間で看護師と合わせて1000人を受け入れる計画で、2年目となる09年は792人を募集したところ、定員を超える希望者が集まった。その一方で外国人の受け入れを希望する施設は少なく、斡旋している国際厚生事業団は募集締め切りを延長することを決めた。人手不足で困っているはずの介護事業者が、受け入れに消極的な理由は何なのだろうか。

792人の募集枠に対し、施設の受け入れ希望は169人

   人手不足が深刻な日本の医療福祉現場で、日本人だけではまかないきれず、インドネシアからの看護師・介護福祉士候補者の受け入れが進んでいる。計画では2年間で1000人を受け入れる。

   日本とインドネシアとの経済連携協定(EPA)に基づいて、08年8月7日にインドネシア国籍の看護師208人が来日した。2年目になる09年は最大で看護師296人、介護士496人を受け入れる予定だが、受け入れ枠の792人を超える希望者が集まったという。

   これに対し、日本側の受け入れ希望は少なく、09年4月1日現在、看護師が29病院65人、介護士が45施設104人。国際厚生事業団は募集締め切りを4月3日から同20日に延期した。

   支援事業部の担当者は、

「国内の雇用情勢が悪化して、そんな中でも仕事がある医療福祉業を目指す日本人が増えている。(日本人を)採りやすくなったことが影響しているのではないか」

とみている。

   多少増えたとは言え、介護業界では人手不足が深刻だ。介護利用者(在宅)は06年15万9791人、07年30万6458人と年々増えているが、介護従事者は訪問介護が05年18万4858人、06年17万6527人、07年17万2753人と減っている(居宅サービス事業所の常勤換算従事者数、厚生労働省)。

   にもかかわらず、受け入れを希望する施設が少ないのはなぜか。

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