2024年 4月 26日 (金)

西川峰子、紀香、祐実も離婚・・・ 「格差婚」が壊れるとき

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   女優の藤原紀香さんに続いて、歌手で女優の西川峰子さん(50)が「格差婚」にピリオドを打った。収入や地位が女性の方が上である「格差婚」は、芸能界ではなかなかうまくいかないようだ。もっとも、大手結婚情報サービスによると、経済的に自立したアラフォー女性の多くが、格差婚を選ぶ傾向にあるという。格差婚が壊れるのは、どんな時なのだろうか。

仕事を続けたいアラフォー女性は、結果的に格差婚

   歌手で女優の西川峰子さんが、夫で会社員の村上隆さん(44)との離婚問題が決着し、2009年4月28日、都内で記者会見した。

   離婚は村上さんの浮気が原因だったという。07年11月に発覚し、弁護士に相談して調停に踏み切り、08年12月26日に離婚が正式に成立。財産問題などの話し合いが長引いていたが、数日前に決着したという。

   2人が結婚したのは01年で、当初から生活費はすべて西川さんが出していた。村上さんは都内の居酒屋の経営を任されていたというが、経済的には「養ってもらう」関係だったらしい。

   格差婚と言えば、女優の藤原紀香さん(37)がお笑い芸人の陣内智則さん(35)と2年にわたる結婚生活に09年3月、ピリオドを打ったことが記憶に新しい。こちらも夫の浮気が離婚のきっかけになった。

   女優の安達祐実さん(27)とお笑い芸人の井戸田潤さん(36)は結婚後すぐに1児をもうけ、3年の結婚生活を送ったが、夫の浮気が発端になり09年1月に離婚。宮崎県知事の東国原英夫さんも、タレント時代に結婚した女優のかとうかず子さんと06年に離婚している。

   経済的に自立した女性が格差婚を選ぶのは、芸能界に限ったことではない。

   大手結婚情報サービスのオーネットで、2年前からアラフォー女性の入会者が増えている。アラフォー女性も最初は自分より年収が上の男性を希望するが、結果的に年下で年収が少ない男性を選び、格差カップルになるケースが意外と多いようだ。

「年収が多い男性ほど専業主婦を希望するため、仕事を続けたいアラフォー女性とうまくマッチングしません。女性が年収の次に結婚に望むことは、一緒にいて楽しいとか、うれしいといった精神的な安定で、この場合は年下でも気にならないようです」(広報担当者)

妻の収入が多い場合、なぜか夫は働かなくなる

   不倫・離婚、男女問題などを専門としている行政書士の武石文子さんは、格差婚について、こう語る。

「格差婚の格差には収入、地位、年の差、学歴と色々な種類があります。男性に限らず女性でも、世間体を重視する人は女性が上の格差婚はうまくいきません。格差婚をする人はそのあたりをよく自覚すべきだと思います」

   武石さんがこれまでに見てきたケースで、妻の収入が多い場合、「なぜか夫は働かなくなることが結構あった」。働かないからといって専業「主夫」業をやるわけでもない。また、「主夫」業をしっかりやっても、妻が「金を稼がない夫」に不満で、駄目になる場合もある。

   女性の地位と学歴が上の場合、それが全てではないにもかかわらず、夫が卑屈になるケースが多い。妻が見下せば、その関係はもうおしまいだ。

   一方、女性が年上であれば収入や地位も上であっても、問題の種にはなりにくいという。しかし、この場合よくあるトラブルは、「夫の浮気」だそうで、芸能人に限らない問題らしい。

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