2018年 7月 20日 (金)

宮沢りえヘアヌードで混乱 児童ポルノ法、消化不良で改正

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   宮沢りえさんのヘアヌード写真集などを巡って紛糾した児童ポルノ禁止法改正案の審議。その後も与党の法案提出者が、自らのブログで、誤解されたと訴えたうえで、民主党案を批判している。こんな混乱の中で、修正して可決するというのは本当なのか。

法案提出者がブログで「誤解」と訴え

葉梨康弘議員がブログで反論
葉梨康弘議員がブログで反論

   児童ポルノなのか、そうでないのか――。17歳で撮ったともされる宮沢りえさん(36)の写真集「Santa Fe」。2009年6月26日の衆議院法務委員会で取り上げられ、新聞各紙やネット上でも話題になった。

   これに対し、法案提出者である自民党の葉梨康弘議員が、発言が誤解されたとして、自らのブログで7月2日、大反論を繰り広げている。

   葉梨議員は、りえさんの写真集を1年以内に廃棄しろと発言したと一部の新聞が誤報したと主張。自らは、見ていないため児童ポルノか判断できず、「そんな直截的な答弁は行っていない」と反論した。新聞やネット上の情報については、「誤解による決めつけ」としている。

   そのうえで、民主党案こそ、児童ポルノの定義があいまいで、もし通れば「かなりアブナイ」と断じた。

   とはいえ、葉梨議員の説明だけでは結局、「Santa Fe」が児童ポルノでないのか、はっきりしない。衆議院法制局に問い合わせたという回答が、「多分『サンタフェ』は現行法の『児童ポルノ』に当たらないのでは」。これでは、児童ポルノとみなされる可能性は依然あることになる。実際、法案提出者自ら、このブログで「『児童ポルノ』に該当するものは、どんなに有名な女優であってもアウト」と述べているのだ。

   ところが、新聞各紙によると、与党と民主党は2日から修正協議に入り、お互いに歩み寄ったうえ、今国会で成立を目指すということで一致したという。ただ、混乱状態の中で、どのように事態を収束させるのかは見えてこない。

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