2024年 5月 8日 (水)

「政策訴えるには15秒短すぎる」 公明党テレビやめネットCMで勝負

自民「ネットの影響力には驚いている」

   公明党と同様、自民党や民主党もネットCMに目を向け始めた。自民党は自らのHPの動画チャンネルで、ネットCM「プロポーズ編」など4本を、7月18日から放映中。「プロポーズ編」はマスコミが取り上げたこともあって、「評判がいい」(広報本部)という。甘い言葉をささやく男性に、「根拠のない自信に人生を預けられますか」と問いかけ、自民党が「責任政党」であることを強調した内容。「ネット=若者層」を意識して、アニメを用いた。

   自民党は「ユーチューブやニコニコ動画に載せてから、寄せられるコメントが急増し、改めてネットの影響力には驚いている。いまや若者層はもとより、全世代が見ている」と話す。

   ただ、テレビCMを「やらない」わけではない。新CMはテレビ、ネットともに展開する予定で、詳細は「現在検討中」だが、テレビCMは「マニュフェストを見てほしい」こともあって、HPへ誘導できるような内容にしたい考え。

   一方、民主党は「(ネットCMは)これまで通り、力を入れていきます」(広報戦力本部)とコメント。テレビCMについても、「通常どおり」放映していくという。新CMは、鳩山由紀夫代表が「絆のある社会を。」「暮らしのための政治を。」と訴える、それぞれ15秒のCMだ。

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