「SBJ銀行」が開業 韓国大手の日本法人

   韓国の大手銀行の一角、新韓銀行の日本法人「SBJ（Shinkan Bank Japan）銀行」が2009年9月14日、開業した。外国銀行が日本で現地法人を設立するのは、07年の米シティバンク銀行についで2行目となる。アジア系の銀行では初めて。

   「SBJ銀行」は09年1月に設立。7月27日付で、金融庁から銀行免許を取得していた。新韓銀行の東京と大阪、福岡の3支店の預金と貸出金の事業を引き継いで開業した。本店は、東京都港区の新韓銀行の東京支店とした。総資産1546億円、預金759億円、貸出金1052億円（いずれも、09年3月末）。

   新韓銀行は1982年に在日韓国人が出資して設立。韓国第2位で、シンガポール、中国、ベトナム、米国などに海外支店や現地法人をもつ。