2024年 4月 26日 (金)

「食べるラー油」に続け! 「食べる醤油」「食べる七味」大ヒット

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   「食べるラー油」の大ヒットを受けて、「食べる醤油」「食べる七味唐辛子」「食べる蜂蜜」といった商品が続々と登場している。とりわけ「食べる醤油」は、即日で数百個が完売という状況で、「食べる系」商品は引き続き人気だ。

   「食べるラー油」は従来のラー油に、フライドオニオンなどの具材を入れたもの。2009年に桃屋が発売し、全国で品切れが相次ぐほどの大ヒットとなった。

「食べる生七味唐がらし」は30万個のヒット

まるたかの「食べる生七味唐がらし」
まるたかの「食べる生七味唐がらし」

   その後、「食べるラー油」に続けと、多彩な商品が登場している。善光寺の七味唐辛子が有名な長野県では2010年5月、「食べる生七味唐がらし」(125グラム、525円)が登場した。七味唐辛子の原料となる唐辛子や山椒などを生のままペースト状にしたもので、程よい辛さとマイルドな味わいが特徴。「食べるラー油」同様、ご飯にそのままかけて食べるほか、冷や奴や餃子、焼き肉など幅広い用途に使える。

   製造元のまるたか(長野県)の担当者によると、高速道路のサービスエリアやホテル・旅館の売店などを中心に、一部は県外でも販売、これまでに約30万個が出荷された。

   そして現在、「食べる醤油」として爆発的人気となっているのがハナブサ醤油(山形県庄内町)の「しょうゆの実」(120CC 、180円)だ。

異常な売れ行き「食べる醤油」生産追いつかず

ラベイユの「栗はちみつのマリナード」
ラベイユの「栗はちみつのマリナード」

   「しょうゆの実」とは、醤油の製造過程で作られる「もろみ」のこと。発酵した大豆から液体を絞り出す前の段階のものだ。山形県北部庄内地方では、昔からご飯にのせて食べたり、浅漬けに混ぜたりといった使われ方をされてきた。大豆の歯応えと醤油の甘みが特徴だ。

   ハナブサ醤油はこの「しょうゆの実」を2009年から県内だけでなく、全国の百貨店などで販売した。すると、2010年春に情報番組が「食べる醤油」として紹介。ハナブサ醤油によると、これがきっかけで全国から注文が相次ぎ、現在生産が追いつかない状態。月の出荷数は2万個で、前年同期の6倍だという。

   東京・銀座にある山形のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」でも大人気だ。10月27日は、前日に新聞で紹介された影響もあり、店頭に置いてあった300個が昼ごろには全てなくなってしまった。担当者は「異常な売れ行き」と話す。

   また、少し変わったところでは、「食べる蜂蜜」というものもある。蜂蜜専門のチェーン店「ラベイユ」が9月から販売している「栗はちみつのマリナード」という商品で、イタリア産の蜂蜜にアーモンドや、カシューナッツなどが漬け込んである。担当者によると、パンやアイスクリームと合わせて食べるのがオススメ。少し苦みのある「大人のスイーツ」だという。他の「食べる系」とは少し毛色が違うものの、10月上旬にニュースサイトで「食べるハチミツ」と紹介されたこともあり、好調な売れ行きだそうだ。

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