2019年 2月 22日 (金)

放射性物質「想定しがたいデータ」 魚介類へ野菜基準値を適用

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   「想定しがたいデータが出た」。福島第1原発事故をめぐり、茨城県北茨城市沖の小魚コウナゴから野菜の場合の暫定基準値を超える放射性ヨウ素が検出された。魚介類には基準値はなかったが、政府は急きょ、野菜の場合の暫定基準値を魚介類へ適用することを決め発表した。

   茨城市沖で2011年4月1日に検査用に採取したコウナゴから、1キロあたり4080ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと厚労省が4日、発表した。根菜などを除く野菜の暫定基準値は同2000ベクレルで、この値を超える数値だった。同省は「食べたとしても直ちに健康に被害を及ぼす数値ではない」としている。今回は調査のために採取したもので、出荷はされていない。

10日前は「希釈、拡散される」

   魚や肉には暫定基準値はなかった。内閣府の原子力安全委員会は3月26日、「魚介類に取り込まれるまでに(放射性物質は)潮流に流され希釈、拡散される」「ヨウ素は半減期が8日と短く、人が食べるまでには相当低減していると考えられる」と説明していた。

   それでも野菜基準値を超える放射性ヨウ素の数値がコウナゴから検出された。「想定しがたい検査データが出たのは事実」。厚労省の大塚耕平・副大臣は4月4日の会見でこう話した。従来は、水産庁なども放射性ヨウ素などは、水銀とは異なり食物連鎖で高度に濃縮されることはないと説明していた。

   コウナゴは、福島県水産試験場サイトによると、イカナゴのこどもで「常磐の海では早春の風物詩」。「3月下旬ごろには3~4センチ、1年で10センチ、2年で15センチ…」などと説明されている。

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