2019年 5月 25日 (土)

東京の放射線量「実はもっと高い」 文科省発表値は地上18mだった 

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放射線量は年間許容以下だが…

「大気中に落ちてきているちりを直接調べたかったので、障害がない開けたところがよかったわけです。人体への影響を調べるためのものではありませんでした」

   それが原発事故のモニタリングに転用されたのは、全国各地にあり、平常値と比べられるので参考になると考えたからだという。つまり、平常値の比較で、放射線量が多いか少ないかを判断するモノサシ、というわけだ。

   とすると、人体への影響を調べるには、不都合もあるのではないか。

   この点について、防災環境対策室の担当者は、「確かに、人が生活している高さの測定値とは違う可能性がありますので、多少の疑問があるかもしれません」と問題があることを認めた。

   なお、小泉俊明衆院議員の測定だと、東京・永田町近くの交差点では、年間1.12ミリシーベルトの放射線を浴びる計算になる。ただ、この数値には、自然放射線量が含まれているので、それを除いた年間許容量の1ミリシーベルトを超えているとは言えない。

   放射線医学総合研究所が1988年に行った調査では、東京での自然放射線量は年0.91ミリシーベルトだ。防災環境対策室によると、東京では、放射線を出す花崗岩などが地表に少ないといい、測定の高さによる影響は無視できるかもしれない。とすると、単純計算で、自然放射線を除いた東京の測定値は、年0.21ミリシーベルトと許容量以下となる。とはいえ、放射線量が多い地域では地表近くでの測定値も知らないと、安心できるとは言えないようだ。

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