2021年 6月 19日 (土)

「自転車保険」なぜないの? 事故は増えているのに

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

採算が合わないため、「特約」に切り替え

   じつは、以前は傷害保険と個人賠償責任保険を組み合わせた自転車専用の「自転車総合保険」があった。ところが大手損保は現在、その新規取り扱いをやめている。損害保険ジャパンは「学校などの団体向けには販売しているが、個人向けは取りやめている」とし、東京海上日動火災保険は「満期を迎えた人には特約に切り替えてもらっている」と話す。いったい、なぜなのだろう――。

   背景には、賠償金の高額化がある。自転車保険の保険料が安く、その一方で事故が増え、かつ賠償金額が高騰したことで損保各社の採算が合わなくなった。また、一般の交通事故傷害保険などで自転車事故の補償をカバーできることから、商品性の重複を避けた。

   そうした中で、2011年5月に開業したばかりのモバイル専業のau損保は、開業記念として「自転車プラン」を販売。月々100円の保険料で賠償保険金が1000万円まで、傷害保険や通院・入院などの補償も付いて、売れている。当初8月31日までの期間限定だったが、好評なことから10月31日まで延長した。

   主に若者や女性をターゲットに、「アプリ感覚で買える商品設計にした」(同社経営企画部)ことが奏功している。

   また、三井住友海上火災保険がYahoo!と組んで販売している「Yahoo!ちょこっと保険」は、Yahoo!プレミアム会員を対象に月々390円から自転車保険に加入できる。賠償保険金は1000万円で、ケガのときの通院・入院補償も付いていて、手応えを感じているようだ。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中