2019年 12月 10日 (火)

カナダのクリエイター「日本のゲームはクソ」 今は昔「世界を席巻」、ガラパゴス化で凋落

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   かつて世界を席巻した日本のゲーム産業。「クールジャパン」の一つとして評価されているといった報道もあるが、海外のゲームクリエイターに言わせれば最近の日本のゲームソフトは「クソ」なのだそうだ。

   確かに業界の売り上げは下降の一途を辿っている。このような酷評も出てしまうほど日本のゲームはダメになってしまったのだろうか。

日本市場に受け入れられることばかり考える

   コンピュータエンタテインメント協会(CESA)の調査によれば、ハード、ソフトを含めた家庭用ゲーム出荷金額は2007年が約2兆9364億円だったのに対し、2010年は1兆7974億円に激減。ソフトでは07年が国内約2886億円、輸出が約5600億円で、10年は同2590億円、同4114億円と下降線をたどっている。

   任天堂の「ファミコン」から始まり世界を席巻してきた日本のゲーム産業。ソフトでは「マリオ」「ドンキーコング」「パックマン」「ポケモン」などが世界で大ヒットし、「バイオハザード」はハリウッドで何度も映画化された。ただし、例えば「マリオ」が登場してから約40年、比較的新しい「バイオハザード」でも15年が過ぎていて、世界のゲーマーが飛びついたという新作の話はとんと聞かなくなった。

   そうしたなか、12年3月上旬に米サンフランシスコで開催されたゲーム開発者会議(GDC)で、日本の最近のゲームソフトをどう思うか、と質問された、カナダ人のフィル・フィッシュ氏が、

「日本のゲームはクソ(Your games just suck)」

と発言した。同氏は「FEZ」というゲームを開発している著名なインディーズゲームクリエイター。

   このニュースが世界中に配信され、氏の「ツイッター」に批判が殺到、「炎上」騒ぎになった。フィッシュ氏は非礼を詫びたものの、「日本のゲームはつまらない」という考え方は変えなかった。

   「日本のゲームはつまらない」と主張しているのは彼だけではない。イギリスのゲームマガジン「Edge」ウエブ版に3月28日、ゲームソフト「Silent Hill」で有名な作曲家でゲームクデザイナーの山岡晃さんと、ハンガリーDigital RealityのクリエイティブディレクターTheodore Reiker氏のインタビューが掲載された。その中で、山岡さんは日本のゲームソフトが海外で受け入れられなくなったことについて、

「これまでの日本的制作手法に限界が訪れているため」

と説明している。つまり、日本市場に受け入れられることばかり考え、世界のニーズをないがしろにしている、というのだ。

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