2024年 4月 26日 (金)

「ショタコン」犯罪増える 「半ズボン」「全裸」男児に性的な興味

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   男児に性的な興味を持つ「ショタコン」による犯罪が、このところ目立ってきている。その多くは男性で、ネットをうまく駆使して男児に近づいたり、ポルノ画像を売買したりしているようだ。

   ショタコンとは、「正太郎コンプレックス」の略だ。人気アニメ「鉄人28号」主人公の金田正太郎が、半ズボンが似合う美少年で、男児愛好者にもてはやされたことから名付けられたとされる。

ネットで取り引き、いもづる式に摘発

   宮城県内で2012年1~9月に児童買春・ポルノ禁止法違反で検挙された22人のうち、5人は男児のポルノ画像を提供したケースだった。このことは、河北新報が10月30日に報じた。

   例えば、8月に逮捕され、公判中となっている愛知県内の元保育士の男(29)は、ネット上で知り合った男性に、入手した男児の全裸画像など100枚以上をメール送信していた。自宅からは、わいせつな画像を含むDVDが2000枚ほども見つかっている。県警が5月に摘発した別の児童ポルノ事件から、いもづる式に発覚した。

   この元保育士の男は、画像入手だけでは満足せず、勤務先の保育園で男児(5)の股間を撮影し、いたずらもしたとして9月に再逮捕されている。

   宮城県警少年課の次席は、取材に対し、こう明かす。

「被疑者らは、オークションサイトなどで知り合い、『男児ものがあったらほしい』などとメールでやり取りしていました。画像は、1枚1000~2000円などとして売買しています。そのメールを解析して、いもづる式に犯行が分かったわけです」

   ただ、男児ポルノ画像をだれがどこで製造したかは、ネット上捜査の限界もあって、まだ突き止められていないという。

   ショタコンの増加を反映してか、男児への声かけ事例報告も増えている。

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