2024年 5月 6日 (月)

丹羽前大使が尖閣と日中関係を語る 「桜の咲く頃」には関係修復と予測

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「頭を冷やして、話しあう」「休むというのがよろしいかと」

   一連の経緯について丹羽氏は、

「胡錦涛主席がウラジオストクで野田総理に発言したことが1~2日後に全く無視されたことについて、かなり胡錦涛氏以上に、その部下達が胡錦涛氏の心を慮って激しく反応したのではないか。そこの読みを、日本側としては、やや軽く見たかも知れない」

と分析した。

   また、今後の尖閣諸島問題への対応方針については、

「頭を冷やして、話しあう。解決はしないが、顔を合わせて危機管理、海難救助はどうするか、あるいは漁業協定をどうするか、領海・領空侵入なり、一触即発の危機を避けるようなシステム、仕組みというものを両者が話し合うことが大事だと思う」
「『棚上げ』という言葉が嫌でございましょうから『お休み』。休むというのがよろしいかと」

と、事実上の棚上げを求めた。さらに、「桜の咲く頃」には「けんか疲れ」もあって、日中関係の修復が進むとの見方を披露した。

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