2024年 5月 8日 (水)

高級車マセラティのエンジン音は弦楽器! 名器ストラディヴァリウスと似ている

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ドライバーにも心地よい

   これまでもクルマやバイクのエンジン音やエキゾーストノート(排気音)は様々な形で音楽にたとえられてきた。スバルの水平対向エンジンは、その独特の重低音とビートから「スバルサウンド」や「ボクサーサウンド」と呼ばれる。トヨタ自動車と富士重工業(スバル)が共同開発したスポーツカー「トヨタ86」と「スバルBRZ」は、このスバルサウンドをドライバーに心地よく聴かせる工夫をしているほどだ。

   「サウンドクリエータ」と呼ばれるこの装置は、「アクセルに連動して吸気サウンドをコクピットに伝え、ゆったり走る時はマイルドに、アクセルを踏み込んだ時は躍動的に、気持ちよいサウンドを乗員に届ける」という。実際に86とBRZをドライブすると、金管楽器のような澄んだ吸排気音が足元から鼓動のように伝わってくるのがわかる。

   マセラティジャパンは3月下旬にバイオリニストの千住真理子さんを東京都目黒区の正規ディーラーに招き、ミニコンサートを開くなど、マセラティサウンドを戦略的にアピールしている。同ジャパンのカッツォーリ社長がマセラティのエキゾーストノートについて熱弁。「バッハ無伴奏バイオリンのためのソナタ」などを披露した千住さんは「共鳴するという点で、マセラティとストラディヴァリウスはとても似ていると思います」と語り、詰め掛けたファンの喝采を浴びた。

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