2024年 4月 26日 (金)

参院選当落予想出始める 民主1人区全滅?壊滅的な敗北

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   夏の参議院選挙が近づいてきた。安倍内閣の支持率が高止まりしていることもあり、この勢いが続けば、自民・公明与党で過半数(122議席)の確保はほぼ間違いない、とされる。

   対する野党は、離党者が相次ぐ民主党に加えて、2012年12月の衆院選で勢いを見せつけた日本維新の会も橋下徹共同代表の「従軍慰安婦」発言で失速。厳しい戦いを強いられそうだ。

圧勝安倍自民の敵は株価だけ?

   自民党の総裁である安倍晋三首相と公明党の山口那津男代表が党首会談で、現在開催中の通常国会の会期(2013年6月26日)を延長しない方針を確認したことで、この夏の参院選の日程が、7月4日の公示、7月21日投開票に固まった。

   与野党はいよいよ「選挙モード」に突入するが、早くも週刊誌などが当落予想をぶち上げている。

   内閣参与・特命任命担当であり、「徹底した選挙情勢の分析で、的中率は優に90%を超える」と自負する飯島勲氏は、「プレジデント」(6月17日号)で、「現時点での私の調べでは、民主の壊滅的な激減はほぼ間違いない」と、断言している。

   民主党が選挙区で当選できるのは7~9人だけで、1人区の選挙区は全滅という。「当選」に名前の挙がる、岡崎トミ子(宮城)、大塚耕平(愛知)、小川勝也(北海道)、風間直樹(新潟)、榛葉賀津也(静岡)、羽田雄一郎(長野)鈴木寛(東京)の7人は、いずれも2~3人区からの立候補予定者。それでも飯島氏は「やっと当選できる」と、苦戦を予想している。

   飯島氏は民主党について、「本格的な体質改善が必要なのに、参院選に勝つ手法だけを考えているようだ」と手厳しい。

   また、週刊朝日は2013年6月7日増大号で、田﨑史郎氏と森田実氏が徹底分析。「参院選 全選挙区+比例区 完全予測 維新は惨敗 圧勝安倍自民の敵は株価だけ」との見出しで報じた。

   今回改選されない議席数は、自民49、民主42、みんな10、公明9、維新1。この非改選議席と獲得議席の合計議席数が、122議席で過半数となる。7月の参院選で、「自公」が64議席を獲得すれば、非改選と合わせて122議席の過半数に達し、「ねじれ国会」を解消できる。

   自民党の獲得議席数を、田﨑氏は59~67議席、森田氏は68議席と予想。日本維新の会は4議席、みんなの党6議席、民主党は20議席とみている。

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