2018年 5月 28日 (月)

ミクシィ社長、IT系メディアに批判される 決算会見で「SNS企業が『つながり』絶った」

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   低迷が続くミクシィの決算発表会見が、ITを専門にするメディアの不興を買っている。リストラで「追い出し部屋」の存在が指摘されるなか、朝倉祐介社長は「通常の人事異動」としか説明せず、会見後の囲み取材を拒否して足早に会見場を後にしたからだ。

   大半のIT系のメディアはネット上のサービスについて激しく批判することは少なく、むしろ「応援」する立場になることもある。それだけに、これだけ多くのメディアが不快感を表明するのは異例だ。

SNSの広告収入は7割減少

   2013年11月8日に発表した13年4~9月期の連結決算では、最終損益が前年同期の12億500万円の黒字から13億5200万円の赤字に転落。4~9月期としては初めて赤字を計上した。売上高は41.6%減の39億7900万円だった。スマートフォンへの対応が遅れ、広告収入が落ち込んだのが原因だ。特にSNS「mixi」の広告収入は70.3%減の8億1000万円。課金収入も26.1%減の26億5400万円だった。

   決算会見では、朝倉社長が、

「会社としては、利益を出さないとどうしょうもない。どれだけいいことをやっても、利益を出さないことにはネガディブに伝えられる。そうした考えのもと、一刻も早く、こうした不健全な赤字から脱却していきたい。断固とした思いで赤字の削減を目指す」

と不退転の決意を述べた。中国拠点の閉鎖で人件費が削減できたという説明があったものの、人員削減でコストを圧縮するという方針は明らかにされなかった。逆に、一連の騒動を念頭にしたリストラに関する質問には、「一切やっていない。通常の人事異動だ」と主張した。

   社員の幸福度に関する質問も出た。荻野泰弘最高財務責任者(CFO)が、半期ごとに幸福度に関するアンケートをとっており、50問中47項目が1年前よりも改善していると説明した。

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