2024年 4月 30日 (火)

渋谷交差点「厳戒態勢」でハイタッチなし 「集団で騒ぎ」も警官投入で解散

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「通行の邪魔になります」と集団を排除

大勢の警官登場で騒ぎは収まった
大勢の警官登場で騒ぎは収まった

   しかし、数分もたたないうちに20人ほどの警官がやってくると、メガホンで「通行の邪魔になります。立ち止まらないでください」と警告し、排除に乗り出した。それでも一部で「ニッポンコール」は続いたが、数分もすると集団は「解散」。多くの警官がそのまま残り、再び騒ぎが起きるのを防いだ。

   試合終了から1時間ほどで、ユニホーム姿はかなり少なくなった。地下鉄の駅の屋根に上るような「大暴れ」や痴漢騒動はなかったようだ。

   周りからは「(日本が)W杯出場を決めたときはあんなにうれしかったのに…」という嘆き節が聞こえてきた。確かにこの日の引き分けで、日本代表は決勝トーナメント出場に可能性は残したものの、極めて厳しくなった。「勝って大喜び」でも「負けてヤケクソ」でもなく、「スコアレスドロー」となって、サポーターも気持ちをどこに持っていけばいいのか、分からなかったのかもしれない。

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