2024年 5月 3日 (金)

【はるかぜ編集長企画】
LINEの「タイムライン」活用すればこんなに楽しい! 現役中学生の声を聞く

※この記事は、「はるかぜちゃん」こと女優の春名風花さん(13)がJ-CASTニュースの「1日編集長」として、ネタ選びから原稿のチェックまで行ったものです。


   今やスマートフォン(スマホ)は大人だけの持ち物ではない。内閣府の調査では、小学生から高校生までのスマホ所有率は近年大幅に増加していることが明らかになった。

   スマホの普及にともなって青少年の多くが利用しているのが、無料通話アプリ「LINE」だ。犯罪に悪用されたり、いわゆる「既読スルー」で人間関係にヒビが入るなど、悪い面が取り上げられることも多いが、この記事では「私たちはもっと楽しく使ってるよ!」と訴える現役中学生の声を取り上げたい。

悪い面が取り上げられがち

スマホが「当たり前」の現代(写真はイメージ)
スマホが「当たり前」の現代(写真はイメージ)

   内閣府が2014年2月に発表した、「平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果によると、小学生のスマホ(子供向けスマホを含む)所有率は16.3%、中学生では一気に増えて49.6%、高校生では83.4%にものぼっている。いずれの年代でも前年度から大きく増えていて、特に小中学生では約2倍になっている。

   スマホで青少年がよく利用するのが「LINE」で、「一度に複数の友人とチャットできる」「相手がメッセージを読んだかどうかわかる」「スタンプを使ったコミュニケーションが楽しい」「無料」といった利点から、メールや電話よりもLINEで連絡を取る、という人も少なくない。

   LINEのチャット機能では、相手がメッセージを読んだかどうかわかる「既読」マークが表示されるが、既読が付いているのに返事が来ないことでネガティブな気持ちになり、人間関係のトラブルに発展することが問題視されている。さらに最近では、アカウントを乗っ取られ、友人から電子マネーをだまし取るような犯罪に悪用されたことも話題になった。

「バトン」や「お題画像」が流行

   青少年が使うことを心配してしまうような取り上げられ方が多いが、実際にLINEを日頃使っている女子中学生に話を聞くと、「悪いところばっかりじゃないんだよ」という。

   この女子中学生によれば、友人らとの間では、「タイムライン機能」がよく使われている。これはSNS機能で、Facebookのような形で「今していること」「考えていること」などを投稿し、友人らからスタンプやコメントで反応がある、というものだ。

   これを利用して、自分の名前や年齢、趣味などの自己紹介を書き、「次は●●ちゃん、△△くんが答えます」という、いわゆる「バトン」を友人に回していく投稿が流行しているという。

   また「お題画像」という投稿も人気で、たとえば「あなたから私はどう見えてる? スタンプで返信してね」というような形で、「好き」だったらこのスタンプで反応、「バカ」だと思っていたらこのスタンプで反応を求めるなど、スタンプを利用したコミュニケーションも盛んのようだ。

   中学生だと「ツイッターはさせてもらえないけど、LINEは許されている」という場合もあるようで、LINEを「今なにしてる」を投稿する場にしている人も少なくないようだ。

   また、異性のクラスメートが頻繁にコメント欄に反応を寄せていることで「付き合ってるのかな?」と感づくこともあるとか…。


【1日編集長・はるかぜちゃんより】

   LINEは、親が「よくわからないから」という理由で禁止されている子もいます。確かに「既読スルー」で起きるトラブルもあるけど、どんなものにもメリットとデメリットがあって、LINEもちゃんと活用すれば、本当に便利なものです。悪い面ばかり見ないで、正しい使い方を心がけてほしいと思います!

   もし何かあったら、はるかぜちゃんにご相談を!ツイッターによくいるぬ(ω)

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中