2018年 7月 18日 (水)

「批判的口コミ」記事は「検索」させない? 発見された「価格.com」の「タグ」に批判が殺到する

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   カカクコムが運営する商品レビューサイト「価格.com(ドットコム)」で、特定の商品を批判する口コミ記事が「グーグルやヤフーなどの検索結果に表示されない」状態にされていることが分かった。

   ネット上では、カカクコムが「都合の悪い口コミを意図的に隠している」との疑惑と批判が殺到している。

  • 人気口コミサイトに黒いウワサが…(画像は価格.comのウェブサイトより)
    人気口コミサイトに黒いウワサが…(画像は価格.comのウェブサイトより)

検索結果から除外する「noindex」タグが発見される

   カカクコムが外部に「隠蔽」しているとされているのは、ある葬儀仲介業者に関する口コミ記事だ。2014年4月に「○○は最悪の葬儀会社です」というタイトルで投稿され、価格.comに掲載されたもので、葬儀業者を「詐欺みたいな葬儀屋だった」と痛烈に批判している。

   投稿者によれば、パンフレットに「追加料金一切不要」とあるにも関わらず、事あるごとに逐一料金を請求されたなどと、ずさんな対応をされたことを詳細に報告している。

   この口コミ記事が、検索に引っかからないように「細工」されていることが見つかったのは、投稿から2年近くが経った16年2月16日のことだ。あるネットユーザーが、問題の口コミが掲載されたページの「ソースコード」(ページを構成する要素)を確認したところ、他のページには存在しない「noindex」のタグを発見したという。

   「noindex」のタグが挿入されたページは、グーグルやヤフーなどの検索対象から除外される。そのため、このタグを使用すれば「閲覧されると都合が悪いページ」を検索されないようにすることが可能となる。実際、記者がいくつかの口コミページを確認してみたが、「noindex」が使用されているのは問題の投稿だけだった。

カカクコム「全てのクチコミの対処は独自の判断により実施しています」

   「noindex」自体は、テストページや複数に跨った記事の一部を表示するページなど、様々な場面で使われる一般的なタグだ。だが、今回のケースでは、同じ口コミページのなかでも、特に批判的な内容のものだけが検索対象から除外されていることになる。そのため、カカクコムが意図的に「業者にとって都合の悪い口コミを検索されないようにしている」といった疑惑が浮上しているのだ。

   今回の「隠蔽疑惑」について、ネット上では、

「これはカカクコムの使用考えちゃうな。今まで愛用していたけど」
「価格comもネットサービス企業ならこういう情報操作はいけないだろう。都合のいいことだけ出すのはどうかね、営業からの要望なんだろうけど」
「検索避けのnoindexをつける価格はおいくらなんですかね...教えて価格.comさん」

などと批判的な意見が相次いで寄せられている。ただ、批判記事を掲載した個人ブログにも削除要請があったとの報告もあり、カカクコムではなく葬儀業者が「隠蔽工作」を仕掛けていると見る向きもある。

   しかし、ウェブサイト制作に詳しい20代のシステムエンジニアは、「カカクコムが何らかの形で関わっているとしか思えません」と指摘する。

「批判の対象となっている業者に何らかの対応を求められたカカクコムの管理者が、こっそり隠そうとしたんじゃないでしょうか。口コミを削除してしまうと、悪目立ちして『炎上』してしまう可能性がありますから」

   一方のカカクコムはJ-CASTニュースの取材に対し、今回の問題についての具体的な説明を拒否した上で、「(問題の口コミ記事は)現在も価格ドットコムに掲載されているため、どなたでも閲覧いただくことが可能」だと主張した。さらに、

「全てのクチコミの対処は弊社独自の判断により実施しており、特定の企業等からの指示を受けて行われることはなく、また処理に伴い、金銭の授受が行われることも一切ございません」

と補足した。

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