2024年 5月 2日 (木)

せせらぎ、ひぐらし、鈴虫の声 どこか懐かしい音色でホッとひと息

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「癒しの環境音で・快眠・集中・リラックス!」(Gokou Ruri)

   読書や勉強の最中、あるいはひと休みしている時と、落ち着く音楽が欲しくなるシーンは多い。お気に入りの音楽を聴くのもよいが、逆に「曲が気になってしまう」という人もいるのでは。

   今回取り上げるアプリは、自然が奏でるサウンドでリラックス効果をもたらしてくれるという。どんな状況で使うのが適しているか、日常のいくつかの場面で使用感を試してみた。

  • 環境音をイメージした風景写真が縦に並んでおり、タップで再生、もう一度タップで停止される
    環境音をイメージした風景写真が縦に並んでおり、タップで再生、もう一度タップで停止される
  • 環境音をイメージした風景写真が縦に並んでおり、タップで再生、もう一度タップで停止される

「夏の夕暮れ」と「冬の山」の音を同時再生

   無料アプリ 「癒しの環境音で・快眠・集中・リラックス!」は、小鳥のさえずりが聞こえる「春の山」や降りしきる「雨」、池の水面が揺れる「山奥のほとり」など、自然界で聞こえてくる音そのままを13種類選び、収録した。それぞれの環境音の長さは20~30秒ほどだが、一度再生すれば停止ボタンを押すまで自動的に繰り返される。

   複数の環境音を同時再生することも可能だ。例えば、涼しげに鈴虫が鳴く「秋の山」と、寄せては返すさざ波が聞こえる「波」や、異なる季節同士の「夏の夕暮れ」と「冬の山」といった、現実では起こり得ないようなオリジナルの場面を作り出せるのも面白い。2種類に限らず、いくつでも同時に流すことができる。

   同時再生中、環境音ごと別々に0~10の範囲で音量のボリューム調整が可能。「夏の夕暮れ」の音量を8、「小川」を1にして同時に再生すると、夏を思わせるひぐらしの鳴き声をメインで聴きつつ、遠く離れた場所から何となく川のせせらぎが聞こえる。

   同時再生とボリューム調整により、もともとある環境音は13種類ながら相当なパターンの組み合わせができ、気分に応じてアドリブで自由な「作曲」が可能だ。

歩きながらやデスクワーク中は気持ち良い

   ブルースやロックを主に聴いているJ-CASTヘルスケア記者(20代男性)。いくつかのシーンでアプリを使ってみた。

   東京都郊外の自宅から駅と、電車を降りてから23区内の会社まで、歩きながら聴く。アプリから流れる環境音は都市ではあまり聞こえてこない類のものが多い。青空を仰ぎ見ながらカッコウの鳴き声(春の山)が耳に入る通勤の道とは、普段とは違ってなかなか粋だった。

   編集長に了承を得て、デスクワーク中も聴いてみる。浜辺の情景を思わせる「波」は作業中も気を取られず、程よく集中力を高めてくれるBGMになる。楽器の演奏と違い、絶え間なく賑やかに音が流れるわけではないので、イヤホンをしていても他の人からの呼びかけは十分聞こえる。一方で電車内では、ガトンゴトンという音や、至近距離で会話する人の声の方が大きく、100パーセントの心地良さには浸れなかった。

   歩いたりオフィスで仕事したりしている時間に、他には部屋で寛いだり、図書館で勉強したりといった、ある程度静かな環境でリラックスや集中効果を狙うのがベターな使い方ではないかと感じた。

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