2021年 7月 29日 (木)

障害者描くには感動が必要なのか? 日テレ「24時間」にNHK「バリバラ」が挑戦状

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障害者団体は「24時間テレビ」をどうみているのか

   障害者支援を行うNPO法人「自立生活センタースリーピース」は14年、「テレビに映る障害者像」などと題したセミナーの中で、「24時間テレビ」と「バリバラ」を比較したという。同団体の代表は16年8月1日のJ-CASTニュースの取材に対し、

「両番組が取り上げる障害者像が対照的だったため、その違いを考えるセミナーを実施しました。セミナーには障害者・健常者あわせて20名ほどが参加し、両番組について感じることをテーマに議論しました」

と話す。

   セミナーでは、24時間テレビについて「障害について広く知られるという効果はある」と一定の評価を送る声も出たが、「障害者のキレイな面だけを、感動的な『美談』として一面的に切り取っているだけだ」という批判が中心だった。

   一方で、バリバラに対しては「障害者の『生の姿』を取り上げているため、一般の人には刺激が強いかもしれないが、障害のある当事者としては見ていて面白い」などと好意的な声が目立ったという。

   16年8月28日の「バリバラ」の放送内容について、同団体の代表者は「私も脳性まひの障害がある当事者ですので、率直に面白い企画だと感じます」と話す。その上で、

「24時間テレビが描く『障害者像』については、うちの団体のメンバーからも様々な意見が出ていますよ。例えば、14年には『義足の少女が登山に挑戦する』といった企画が放送されましたが、登山を趣味にしている障害者は『あれだけサポートの人間をつけて、何が感動なんだか』と冷めた様子でした」

として、「同じような疑問は僕らもずっと抱いていたので、バリバラがどのように取り上げるか興味深いですね」と打ち明けた。

   ただ、NHK広報局はJ-CASTニュースの取材に対し、「番組の狙いはホームページでご紹介したとおり」として、「他局の放送とは関係ありません」と回答している。

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