2024年 5月 6日 (月)

若い声を取り戻し、認知症予防にも 1日30回の簡単エクササイズ

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【その原因、Xにあり!】(フジテレビ系)2016年11月18日放送
「たった3週で若返りSP!タレたお尻が美尻に/声も老ける」

   高音が出なくなったり、かすれたり...。加齢で劣化するのは肌や体型だけでなく、声も同じだ。

   「声老け」の原因は、声帯のたるみだ。番組では、このたるみを改善し、声の印象が若返る簡単トレーニングを紹介した。

  • カラオケだって、いつまでも若々しい声で歌いたい
    カラオケだって、いつまでも若々しい声で歌いたい
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12秒以上声が続かなかったら要注意

   声帯は、のどぼとけの中にある左右が対になった部位で、粘膜と筋肉でできている。声を出すと声帯が閉じ、肺から出された空気で細かく震える。声帯の振動音が声となって聞こえる。

   老化で足腰の筋肉が衰えたり、肌がたるんだりするのと同様、声帯の筋肉もやせ細り、粘膜も潤いを失ってしわがれてしまう。

   50歳までの女性の平均的な声の高さは240ヘルツといわれる。これは声帯が1秒間に240回震えていることを示す。振動数が多いと高く、少ないと低い声になる。個人差はあるが、50歳を過ぎると200ヘルツ以下になる人が多い。

   また、若い人は声を出した時に声帯がすき間なく閉じるが、声帯がたるむとすき間ができるようになり、そこから息が漏れ、声がかすれてしまう。

   男性も同じく加齢とともに声帯がたるむが、ホルモンバランスの影響で声帯自体が固くなり、少し声が高くなるケースが多い。

   「声老け」をチェックするには、「アー」と声を出し、何秒間続くか確かめよう。女性は12秒以上、男性は15秒以上続かなければ、声が老化している可能性がある。

のどを潤すのも重要

   東京医科大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の本橋玲ドクターが勧める声老け改善法は、「息ごらえエクササイズ」だ。

(1) 声楽家が歌う時にするようなイメージで胸の前で手を組み、大きく息を吸う。
(2) 組んだ両手を左右に引っ張り合いながら、5秒間息を止める。
(3) ゆっくり息を吐き、リラックスする。

   これを10回1セットとし、1日に朝昼晩の3セット行う。声帯が閉じる時の筋肉を鍛え、息漏れを減らし、振動数も増やす効果が期待できる。

   男性のように声が低くかすれてしまった遠藤貴子さん(57)がこのエクササイズを3週間試したところ、声を出し続けられる長さは11秒から23秒に延びた。声の高さの幅は98ヘルツ~294ヘルツから87ヘルツ~587ヘルツに。普段の声の高さは140ヘルツから180ヘルツと、声老けが大幅に改善した。

   横浜相原病院・吉田勝明院長は、「息ごらえエクササイズ」が認知症予防にも期待できるとみている。

吉田氏「認知症予防に一番大切なのはコミュニケーション。声帯を鍛えれば声が出やすくなり、コミュニケーションが上手くいくようになる。結果的に認知症予防につながると考えられる」

   本橋氏はエクササイズに加え、のどを潤すことの重要性も訴えた。

本橋氏「肌には必ず潤いを与えますよね。のども渇いてしまうとダメ。一番いいのは蒸気を吸うこと。美顔スチーマーがあればその蒸気やシャワーの湯気でもよい。冬の室内では加湿器を付けて」
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