2021年 8月 6日 (金)

「鑑定団」、曜変天目茶碗に2500万円 「意外と安い」と思われるワケ

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   テレビ東京系の「開運!なんでも鑑定団」で、番組開始(1994年)以来「最大の発見」が放送された。鑑定を依頼された茶碗について、お馴染みの古美術鑑定家、中島誠之助さんが、「世界に3点しかない」(同番組)とされてきた「曜変天目茶碗」の4点目だと断言した。

   2016年12月20日に放送された同番組で、この茶碗には「2500万円」の鑑定額がついた。高額鑑定にスタジオは騒然となったが、ツイッターなどでは、意外と安いな、といった反応も出ている。「世界に3点しかない」「3点はいずれも日本で国宝」という情報を考えると、もっと高額かと思った、というわけだ。

  • 静嘉堂文庫美術館所蔵の「国宝 曜変天目(稲葉天目)」(同美術館サイトより)
    静嘉堂文庫美術館所蔵の「国宝 曜変天目(稲葉天目)」(同美術館サイトより)
  • 静嘉堂文庫美術館所蔵の「国宝 曜変天目(稲葉天目)」(同美術館サイトより)

三好長慶の子孫から買い取った

   鑑定の依頼人は、徳島県のラーメン店店主(56)。持ち込んだ「天目茶碗」は、曾祖父が、戦国大名の三好長慶の子孫から買い取った骨董品のうちの一品だという。

   「天目茶碗」とは、京都国立博物館サイトの説明によると、「日本での呼び名で、中国浙江省にある天目山の寺院で使われていた黒いうわぐすりのかかった茶碗を日本人のお坊さんが持ち帰ったため、そう呼ばれるようになったといわれて」いる。のちには「日本でも天目茶碗がマネして」作られ、こうした日本製のものも天目茶碗と呼ばれるようになる。

   また、番組説明によると、その模様の特徴などから、「曜変天目」や「油滴天目」などに分類される。最上品とされる「曜変天目」は、「大小さまざまな斑紋が浮かび、その周りには鮮やかな玉虫色を帯びて」おり、「満天の星のごとく」という意味から「曜」の文字が使われている。「世界にわずか3点しかない」「いずれも日本にあり、国宝になっている」との解説もあった。

   天目茶碗に関する説明が終わると、中島さんの鑑定儀式が始まる。依頼人の本人評価額は「100万円」。価格表示の場面になると、「一、十、百、千、万、十万、百万...」まできた所で「500万円」の表示が出ると、司会の今田耕司さんが「えっ!」と驚きの声をあげるが、表示はさらに続き、最終的に「2500万円」になった。依頼人は「何これ?」と信じられない様子だった。

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