2019年 7月 22日 (月)

沖縄実名中学の暴行動画が拡散 市教委「いじめとみていない」報道に反論

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   沖縄県沖縄市立中学校の2年の男子生徒が同級生の男子生徒から暴行を受ける動画がネット上で出回り、市教委などが問い合わせに追われる事態になっている。市教委の発言が「いじめとみていない」と一部で報じられたため、批判が相次いでいるのだ。

   しかし、市教委は、報道は誤解に基づくとして、「いじめと認識している」としている。

  • 暴行をスマホで撮影していた(写真はイメージ)
    暴行をスマホで撮影していた(写真はイメージ)

2分間のツイッター動画が3万リツイート

   公園の片隅で学ラン姿の男子生徒2人が向き合うと、上着はネイビー色の長袖シャツだけの加害者がいきなり相手を殴り、足蹴りを入れる。

   「あーっ」と被害者が声を上げるが、加害者はフェンスにまで追い詰め、腹部などに連続でパンチや膝蹴りを見舞う。スマホで撮っている仲間の男子生徒らからは、笑い声が上がり、加害者はさらに、「やらかしてこい!」と被害者を挑発した。暴行はさらにエスカレートし、回し蹴りのほか、被害者の首に何度も飛び蹴りまでしていた。

   「お願い、お願い...」。無抵抗の被害者が弱々しく声を出すと、ようやく周囲の男子生徒から「止めよう」と制止が入っていた。

   これは、ツイッター上で2017年1月29日に投稿された2分ほどの動画だ。このツイッターアカウントには、中学の実名が記され、「いじめっ子」として加害者の名前を挙げ、「暴力ダメ」と書かれている。このことから、動画を手にした何者かが告発しようとアカウントを開設したらしい。

   3万以上もリツイートされて、動画がネット上に広まる騒ぎとなり、沖縄県の地元紙も31日にネット配信した。

   この報道では、校外の場所で20日に暴行が行われ、加害者側の生徒は7人おり、2人が動画を撮影し、4人が周囲にいたとしている。中学校を管轄する教委が加害者とその保護者を指導したが、暴行について教委は「いじめとはみていない」と報じた。

   これに対し、配信記事のコメント欄などでは、「確かに、いじめではない。犯罪だ」「暴行罪で逮捕だろ」「ひっでーな、周りの奴らも共犯じゃねーか」などと教委への不満とみられる書き込みが相次いだ。

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