2024年 4月 25日 (木)

浅田真央は結局ライバルのキム・ヨナを超えられなかったのか

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「功績を否定するようなことはしないでほしい」

   最後の対戦となった14年ソチ五輪ではキム2位、浅田6位。しかし、浅田は順位は下だったものの、フリーでは全6種類のトリプルジャンプを計8回組み込んだ前人未到のプログラムを完璧に演技し、世界中から賞賛された。キムはこの五輪を最後に現役引退したため、2人の対戦はジュニア時代を含めて浅田の6勝、キムの10勝で終わっている。数字のうえではキムが優っているものの、2人はそろって高い順位に立ち続け、長年に渡って切磋琢磨しながらフィギュアスケート界を引っ張ってきた。

   ただ、世界選手権やグランプリファイナルはともに優勝経験があったものの、五輪ではキムだけが金メダルを獲得、浅田は銀が最高だった。

   キムが引退した同じ年に、浅田は1年の休養宣言をした。浅田にとっては、五輪での優勝へのこだわりがあったようだ。しかし、ケガもあり、持ち前のジャンプが思うようにとべなくなっていた。今回、引退を決意した背景には、来年の平昌五輪への日本の出場枠が3枠から2枠へ減ったことが影響したとの見方も出ている。

   それにしても、浅田、キムは一時期フィギュアスケート界を飛躍させたのは間違いなく、韓国でも浅田の人気は高かった。前出のような韓国メディアの報道にも、韓国人ツイッターユーザーからさまざまな声がでているが、次のような疑問の声も出ていた。

「韓国メディアはこんな不快な考え方をしないでほしい」
「1人の人間が人生をかけてきた競技から離れようとしている。キム・ヨナも、浅田真央も素晴らしい選手だった。その功績を否定するようなことはしないでほしい」
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