2019年 2月 21日 (木)

「猫カフェ」、経営者失踪で廃業の悲惨 店内には「汚物とゴミと猫の死骸」

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   営業を停止していた鹿児島市内の猫カフェ「にゃんCafe猫之坊」の経営者が、店内に計17匹の猫を放置したまま行方をくらました問題が波紋を広げている。市では動物愛護法違反に該当する可能性があるとして、経営者の行方を探すとともに、警察への相談を進めている。

   現場を訪れて猫を保護した動物愛護団体などによれば、店内は「ゴミ屋敷」のような状況で、室内には大量の汚物が放置されていた。発見時、大部分の猫は衰弱しており、うち4匹はすでに死んでいたという。

  • 荒れた店内に猫が放置されていた(写真は清掃後、「犬猫と共生できる社会をめざす会」提供)
    荒れた店内に猫が放置されていた(写真は清掃後、「犬猫と共生できる社会をめざす会」提供)
  • 店内は汚物だらけで、エアコンも破損している(同)
    店内は汚物だらけで、エアコンも破損している(同)
  • ガラスにも汚物のようなものが(同)
    ガラスにも汚物のようなものが(同)

「汚物とゴミにあふれ異臭が・・・」

   放置された猫を保護しているのは、鹿児島市の動物愛護団体「犬猫と共生できる社会をめざす会」(以下、めざす会)だ。今回の問題は、同会が2017年6月28日にフェイスブックを通じて「猫之坊」に関する情報を発信したことで明らかになった。

   同団体のフェイスブック投稿では、猫を保護した際の店内の状況について、

「店舗内は汚物とゴミにあふれ異臭が漂い、ノミが大量発生していました。その中で、子猫3匹と成猫1匹がすでに亡くなっていました」

と説明。また、団体事務局の中村順子さんは6月30日のJ-CASTニュースの取材に対し、生き残った13匹も衰弱しており、一部はノミのアレルギーで毛が抜け落ち皮膚が露わになっていたと説明。続けて、

「見つかった猫は、とにかく怯えている様子で、そのケアにも時間がかかると思います」

と話していた。

   鹿児島市保健所獣疫係の担当者も取材に、「猫之坊」にテナントを貸していた大家から聞いた話だとして、「店内はまさにゴミ屋敷のような状況。汚物の量もかなり多かったことから、猫はそれなりの期間、放置され続けていたのではないか」と説明した。

   ただ、残っていたゴミの内訳や猫の大部分が生き残っていた点などから、市の担当者は、

「経営者はゴミ屋敷のようになった店内に寝泊まりし、そこで最近まで猫の世話を続けていた可能性がある」

とも推測していた。ただ、テナントの大家をはじめ鹿児島市側は経営者と連絡が取れない状況が続いており、いつ経営者が店を空けたのかは分からないという。

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