2024年 4月 27日 (土)

「ノートe-POWER」ワンペダル走行の「衝撃」検証動画 運転中なのに、右足がほとんど動かない!

提供:日産自動車

   世界トップクラスの「信号密度」を誇る日本。その都市部を走るドライバーの「足の動き」はおそらく、あなたの想像より何倍もせわしない。

   まずは、こちらの動画を見てもらいたい。

news_20170830192951.gif

20秒に1度のペースでブレーキに足が...

   この動画は、J-CASTのオフィスがある東京・麹町駅周辺を約7分間走行した際の「足の動き」だけを撮影し、60倍速で編集したものだ(動画は7秒間隔でループしている)。右足がアクセルペダルとブレーキペダルを何度も何度も忙しく往復していることが分かる。

   この動画の中で、ブレーキペダルに足をかけた回数は21回だった。走行時間は約7分なので、20秒に1度のペースで足を動かしている計算になる。

   もちろん、走行ルートや時間によって条件は大きく変わる。ただ、日本の都市部を運転する際に、先の動画で紹介したような「せわしない」運転をドライバーが要求されていることは事実だろう。

   実は、こうした運転時の忙しい足の動きを、一定量「軽減」できる車が存在する。それは、日産自動車の「ノートe-POWER」だ。

日産「ノートe-POWER」。充電不要で、エンジンで発電した電気だけを使って100%電気モーター走行ができる、電気自動車ならではの新しい走行感覚が特徴だ。
日産「ノートe-POWER」。充電不要で、エンジンで発電した電気だけを使って100%電気モーター走行ができる、電気自動車ならではの新しい走行感覚が特徴だ。

   アクセルペダルの踏み戻しだけで加速・減速ができる運転モード「e-POWER DRIVE」を活用すれば、ほぼワンペダルだけでスムーズな運転が可能だというのだ。日産によれば、ブレーキの踏みかえ回数が通常より「約7割」減少するという。

   では実際のところ、ノートe-POWERの「ワンペダルドライブ」を活用することで、ドライバーの「足の動き」はどれだけ少なくなるのか。J-CASTニュースが検証した。

ブレーキ踏みかえ回数の「差」がスゴいことに!

   今回の検証では、ノートe-POWERと同クラスの一般的なガソリン車の2台を使用。平日の昼間に東京都内の全く同じルートを走行し、ブレーキの踏みかえ回数にどれほどの「差」が出るかを確かめた。

検証で走ったルート。オフィスのある麹町を出発点に、新宿駅前を経由して市ヶ谷駅まで戻ってきた(C)Google、ZENRIN
検証で走ったルート。オフィスのある麹町を出発点に、新宿駅前を経由して市ヶ谷駅まで戻ってきた(C)Google、ZENRIN

   運転手を務めたのはJ-CAST若手社員のT(24)。ノートe-POWERを運転するのは、今回が初めてだという。なお、検証にあたっては、「いつも通り」の運転を心がけて貰うように依頼した。

   さっそく、動画を見ていこう。まずは、一般的なガソリン車で走行したパターンだ。

   

   見ての通り、約32分20秒の走行中、ブレーキに足がかかった回数は「51」回。使用ペースはおよそ38秒に1度。念のため、走行時の「停車回数」(赤信号や交差点などで車が完全に停止した回数)と「停車時間」をカウントしたが、その結果は停車回数が32回、停車時間は15分32秒だった。

   平日の昼間とはいえ、走行した新宿周辺は人や車の交通量も多く、運転手を務めたTは「けっこう疲れましたね...」と走行後に漏らしていた。

   では、ノートe-POWERの場合はどうだろうか。先ほどと全く同じルートを走行した結果が、次の動画だ。

   

   検証を行った編集部員も驚く結果になった。約31分50秒の走行で、ブレーキに足がかかった回数はたった「6」回。一般的なガソリン車に比べ、10分の1近くまで踏みかえ回数が激減したのだ。

   なお、停車回数は26回、停車時間は15分11秒。どちらもガソリン車の検証時と比べて微減していたとはいえ、それ以上にブレーキの使用頻度が減ったのは明らかだ。

「いつもより安心して運転できた」

   実際、今回の検証走行中の「足元」だけをまとめた動画を見ると、ノートe-POWERとガソリン車の「足の動きの違い」が改めて分かる。その一部を、次の動画にまとめた。

<上がe-POWER、下がガソリン車>
<上がe-POWER、下がガソリン車>

   では、運転手の「負担」に何か違いはあるのだろうか。検証の運転手を務めたTに感想を聞くと、

「ノートe-POWERの場合は一々ブレーキに足を動かさなくていいので、確実に楽でしたね。今回初めて運転したので、ちょっと戸惑う部分もありましたが、慣れればもっとストレスフリーな運転ができると思います」

と振り返る。また、今回の走行ルートは信号や交差点が多かったことから、走行中に「徐行」する時間が多かったとして、

「徐行しながら交差点に進入する際など、歩行者や対向車に十分に注意を払わなければいけない場面で、アクセルペダルだけで減速できるのはとてもありがたいと思いました。徐行時はアクセルを緩めるだけで減速するので、いつもよりストレスがなく運転できましたね」

と話していた。

試乗したTもその実力に驚いたノートe-POWER
試乗したTもその実力に驚いたノートe-POWER

   なお、運転中の足の動きが「激変」するワンペダルドライブの詳細は、ノートe-POWERの公式サイトで確認できる。試乗車の検索もサイトで可能だ。

姉妹サイト
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック