2024年 4月 28日 (日)

イシグロさん受賞する→SF・ミステリが売れる!? 「早川書房」注目でツイッターお祭り騒ぎ

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河出や国書からもお祝いのツイート

   こうした早川書房に対して、同業他社からもお祝いのツイートが。河出書房新社からは、「河出も動転したい...... 早川書房さんおめでとうございます!」。また、「早川書房さんおめでとうございます! いやカズオ・イシグロさんだった」と投稿したのは国書刊行会だ。さらに本の雑誌社からは、「早川書房がノーベル文学賞で騒いでいる隙に(おめでとうございます!)、神保町ブックフェスティバルでの売上第1位を虎視眈眈と狙っている」。いずれも早川と同じく、通好みで知られる出版社だ。

   また、盛り上がっているのはSF・ミステリ界隈だ。早川書房と言えば「ハヤカワ文庫SF」「ハヤカワ・ミステリ」など、この方面に強い出版社として知られている。すでに早川書房は著作の増刷を決めるなど早くも「経済効果」が出ているが、SF作家の野尻抱介さんが

「今回の特需で早川書房が潤えば、採算性の低いSFにもトリクルダウンが期待され...(ぼんやり)」

とツイートしたのをはじめ、マニアからは自ジャンルへの波及効果を期待する声が相次いだ。

「カズオ・イシグロがノーベル文学賞を受賞する→早川書房が大増刷祭りになる→とっても儲かる→いろいろ余裕が生まれる→SFも増産祭り、復刊祭りになる→ぼく、よろこぶ win-winじゃないか...!」
「ノーベル賞で早川書房が好調になって、その影響でSF、ミステリ本バンバンだして欲しいし、復刻もしてほしい」
「早川書房さんめでたい!!!いっぱい売れて!!!そしてカズオ・イシグロ以外にも翻訳SFファンタジーたくさん出して!!!!!」
「カズオ・イシグロがノーベル文学賞をとる→日本でコツコツ翻訳していた早川書房大歓喜→小さな書店やTSUTAYAのロードサイド店舗にも早川書房のカズオ・イシグロ作品が並ぶように→それをきっかけに徐々に書棚を侵食していく早川書房の本→気がつけば小さな書店にもハヤカワポケミスが並ぶように」
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