蓮舫氏ついに「憧れ」の小池氏批判、立憲民主優先を明言 「排除します」発言に「耳疑った」

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   衆院選(2017年10月10日公示、22日投開票)も終盤に突入し、「希望」「立憲民主党」「無所属」の3つの陣営の候補者を応援してきた民進党の蓮舫前代表の旗色が鮮明になってきた。

   かつては東京都の小池百合子知事(希望の党代表)について「女性としては、やっぱりまぶしい」「応援したい」などとあこがれを隠さなかった蓮舫氏だが、小池氏が民進党の「リベラル派」を「排除します」と述べたことを「耳を疑った」と批判。立憲民主と希望が競合する選挙区では、立憲民主の候補を応援することを明言した。

  • 民進党の蓮舫代表は希望よりも立憲民主を優先して応援する方針だ(2017年7月撮影)
    民進党の蓮舫代表は希望よりも立憲民主を優先して応援する方針だ(2017年7月撮影)

かつては「女性としては、やっぱりまぶしい」

   蓮舫氏は16年7月の都知事選では、民進党が鳥越俊太郎氏を擁立した手前、小池氏の公約を批判していたが、民進党の代表選が行われていた16年9月のテレビ番組では、小池氏について

「正直に応援したいと思っています」
「党派を超えて女性としては、やっぱりまぶしいです」

と述べ、あこがれを口にしていた。だが、今回の選挙戦ではこれを一転させた。

   17年10月16日、蓮舫氏は立憲民主党の枝野幸男代表とともに桜木町駅(横浜市中区)前で行われた演説会に姿を見せ、神奈川1区、2区の立憲民主党候補の応援演説に立った。両区とも、立憲民主と希望の両方が候補者を立てており、各社の情勢調査によると、自民党の候補が優勢だとみられている。蓮舫氏は次のように、立憲民主と希望が競合する選挙区では立憲民主を応援することを明言した。

「本当に皆さんが託していただける、皆さんの思いをしっかり受け止められる、そういう政治家になる、信頼できる方だけを応援する選挙にしています。その中でもとりわけ、立憲民主と希望の候補が一緒に出ているところに至っては、立憲民主の候補者を応援したいと思っています」

   その上で、

「当たり前じゃないですか!『排除する』『想定内』。耳を疑いました」

と述べ、小池氏と民進党の前原誠司代表を批判した。それぞれ、小池氏が9月29日の記者会見で民進党出身の「リベラル派」の議員を「排除します」、前原氏が希望の党への事実上の合流を表明する前の9月25日の会見で「小池さんが新党を作られることは想定内」と発言したことを念頭に置いているとみられる。

「立憲民主」擁立なければ「希望」応援も

   蓮舫氏は今回の選挙戦で、長崎1区、佐賀2区、広島2区、岡山2区、山形1区、2区などで、民進党出身で希望の党から立候補した候補者の応援演説に立っている。これらの選挙区には立憲民主党は候補者を立てていない。蓮舫氏は10月17日朝、

「私はこれからも、これまでと同じく信頼できる、そして共に国家・国民のために働きたい仲間だけを応援します」
「投票の判断材料となる応援の弁で嘘はつけません。特に東京の全ての小選挙区は希望ではなく立憲民主党の仲間を応援します。ただ、今回の選挙は野党同士で分断しあい与党を利するのではなく、安倍内閣、安倍総理の5年間の政治について問うもので、野党が大きな塊となり安倍政権に対峙したい」

とツイートし、希望よりも立憲民主を優先する原則を改めて強調した。

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