2024年 4月 27日 (土)

「ワーママの育休が同僚男性の負担に」 新聞投書欄の訴えに「笑わせるな!」と批判殺到

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「モンスターワーママ」も増加中

   今回の投書に賛同している人がいるのは、ネット上では、ワーママと同僚の社員の間の軋轢が起きているという話題が散見され、実体験などが語られるようになったことも影響している。社会も企業も働くお母さんを応援しようと産休、育休はもちろん時短勤務などがこれまでと比べ取りやすくなっているほかに、「マタハラ」と訴えられることを恐れる企業がことのほか気を使いすぎていることによって顕実化した。

   17年7月には大阪府の病院で、4月から勤務予定だった医師が2月に妊娠がわかり産休・育休を申請したところ、上司になる女性の部長が、病院に全く貢献の無い人に許可すれば周りのモチベーションを落とす可能性があるため「非常勤で働くのはどうでしょうか」と、メールに返信をしたところ、病院から「マタハラ」認定され、部長を厳重注意、病院長を所属長注意とした、という報道があった。中には「モンスターワーママ」と呼ばれる人も増えている。特徴としては協調性がなく、やれません!出来ません!時短で帰れと上から言われてる! などとし、ワーママの権利を主張する。職場では独身や子供のいない社員の犠牲があり、

「アホみたいに育児時短が増えてるから周りの社員は残業漬けになってる」

などといった報告もある。以前は「必死で頑張ってるお母さん」ばかりだったが、最近は楽すること、得することばかり考える人が増えてきた感じがする、とし、ワーママが集まるネットの掲示板に、

「『自分たちにとって都合のいいことばかりじゃないよ』とでも書こうものならフルボッコだしね」

などと、苦言すらできない状況を嘆く書き込みも出ている。

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