剣豪小説「下天は夢か」などの歴史小説で知られた作家の津本陽さんが、2018年5月26日死去した。89歳だった。和歌山県生まれ。大阪の同人誌「VIKING」に参加。1978年、「深重の海」で直木賞を受賞。剣道3段、抜刀術5段など武道の心得を生かし、剣豪小説に新境地を開いた。織田信長の一生を描いた「下天は夢か」は200万部を超えるベストセラーとなった。
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