2018年 8月 21日 (火)

中国王朝名の覚え歌、ツイッターで拡散 「アルプス一万尺」「もしもし亀よ」

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   「夏は受験の天王山」。受験勉強なんてウン十年前にしたっきり......という人でも、これを見たら懐かしい記憶がよみがえってくるかもしれない。

「中国王朝の覚え方」がツイッター上で話題になっている。きっかけは、2018年7月29日に投稿された下と同じパネル写真。リツイートは7780件、「いいね」は1万3647件にもなっている(8月10日10:00現在)。

  • 展示されている「中国王朝の覚え方のパネル」東洋文庫ミュージアム提供
    展示されている「中国王朝の覚え方のパネル」東洋文庫ミュージアム提供

「私は鉄道唱歌」「水戸黄門のテーマ」

   このパネルは、東京・駒込にある東洋文庫ミュージアムで9月5日まで開催している企画展「悪人かヒーローか」の中で掲示されているものだ。数が多くて覚えづらい歴代の中国王朝や歴史区分を、アメリカ民謡「アルプス一万尺」のメロディに合わせて覚える方法を紹介している。「殷、周、東周、春秋戦国......」という王朝名などと、「アルプス一万尺」の日本語歌詞が並べて表示されている。

   ツイッター上では、これに対し、

「これ高校の世界史で先生に教わりました。懐かしい」
「中学でやったなぁ...懐かしい...(記憶の彼方)」

などと、懐かしむコメントが数多く寄せられた。

   一方ではアルプス一万尺以外の歌で覚えた人の声も。

「僕のときは「もしもし亀よ」のリズムでした」
「私は鉄道唱歌(汽笛一声、新橋を...)で覚えてます」
「線路は続くよどこまでも、で覚えたなぁ、、」
「私はちょうちょで覚えました♪」
「水戸黄門のテーマか、どんぐりころころで覚えました」

博物館の理想の学びの形

   ミュージアムの掲示物に、なぜ受験対策のようなパネルが作られたのか。Jキャストニュース編集部は、東洋文庫に話を聞いた。

   答えてくれたのは、東洋文庫で学芸員・研究員を務める篠木由喜さん。

「今回の展示では、解説文中に何度も『魏の次の王朝の晋が~』などと王朝の順番が出てきます。頭に入っていない人にはつらいだろうし、これから勉強する学生さんの助けにもなればいいな、と思ったのがきっかけです」

   篠木さんは、高校生の時に、このメロディにのせて覚える方法を世界史の担当教諭から教わったそうで、

「覚えるポイントは、ちゃんと口ずさむことだと思います。歌い方がわからない方は、私がお教えしますので、ぜひお声がけください」

と話している。

   また、今回、ツイッター上で話題になり、「自分はこういう覚え方をした~」などとの自身の経験談が多数コメントされていることに驚くとともに、嬉しいと言う。篠木さんは

「展示をただ見るのではなく、それをきっかけに自分の意見を言い、他人の話を聞いてまた考えを深めていくことが、博物館における理想の学びの形の1つだと思います。今後もこのような楽しみ方ができる展示を増やしていきたいです」

と話している。

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