東京タワー、「春節」カラーにライトアップ! 安倍首相も中国語で「明けましておめでとう」
2019年02月04日19時57分
旧暦の大晦日にあたる2019年2月4日夜、東京タワー(東京都港区)が中国の旧正月(春節)を祝う赤色にライトアップされた。点灯式には安倍晋三首相もビデオメッセージを寄せ、「大家、過年好!(みなさん、明けましておめでとうございます)」などと中国語を交えながらあいさつした。安倍氏は1月28日の施政方針演説で「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」として、「日中関係を新たな段階へと押し上げていく」と述べたばかりだ。
東京タワーが春節でライトアップされるのは初めてで、これまでになく良好な日中関係を反映した。
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赤くライトアップされた東京タワー。春節に合わせてライトアップされるのは初めてだ
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赤くライトアップされた東京タワー。春節に合わせてライトアップされるのは初めてだ
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安倍晋三首相はビデオメッセージで中国語のあいさつを交えながらあいさつした
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式典では点灯スイッチを押して新年を祝った。左から福田康夫元首相、程永華(チョン・ヨンホワ)駐日大使、浮島智子文部科学副大臣
国民同士の直接交流は「相互理解と相互信頼を深める上で、きわめて重要」
日中関係は17年に国交正常化45周年、18年に平和友好条約締結40周年を迎えたのに続いて、19年は東京都と北京市の友好都市関係樹立40周年を迎える。
安倍氏はビデオメッセージの中で、「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」と改めて強調し、
「昨年は中国から過去最多となる、830万人以上の方に、日本を訪れていただいた。百聞は一見にしかず。国民同士の直接交流は、相互理解と相互信頼を深める上で、きわめて重要」
「春節に際して、そして、今年1年を通じて、一層多くの中国の皆様の訪日を歓迎します」
と呼びかけた。
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