2019年 10月 14日 (月)

日産の「アイガモロボ」がカワイイ 自動運転技術で稲作サポート

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   日産自動車の公式ツイッターで公開された1本の動画が、「ルンバ感ヤバい」「か、可愛い!」と注目を集めている。

   

   動画に映るのは、田んぼをスイスイと泳ぐアイガモ...ではなくロボットだ。自動運転技術を搭載し、無農薬米作りに貢献する。

  • アイガモロボ(日産提供)
    アイガモロボ(日産提供)
  • こちらを見つめるアイガモロボ(日産提供)
    こちらを見つめるアイガモロボ(日産提供)

その名も「アイガモロボ」

   日産の公式ツイッターが2019年6月8日、田んぼで縦横無尽に動き回るロボット2台の動画を公開した。

   ロボット掃除機を思わせる外見で、白の筐体の正面には目のような穴が2つ開いている。投稿は3500以上リツイート(拡散)され、動画は17万再生を記録(10日現在)。「可愛い!」など好意的な反応が相次いだ。

   日産広報は6月10日、J-CASTニュースの取材に、ロボットの名前は「アイガモロボ」だと明かす。

   開発のきっかけは、同社の技術者である中村哲也さんが2013年に、友人から「農薬を使わないでコメ作りをしたい」と相談を受けたためだ。そこで、昔ながらの「アイガモ農法」をヒントに、「アイガモロボ」を社内外のメンバーと有志で製作した。

   雑草や害虫の駆除を行うアイガモ農法は、外的侵入の防止策を講じる必要があったり、成鳥すると稲を食べてしまったりするなど欠点がある。「アイガモロボ」は、アイガモに代わって田を動きまわり、スクリューで水を濁らせることで雑草の光合成を抑制できる。

一般販売の予定は?

   アイガモロボは、日産が推進してきた自動運転技術が応用されている。

   田んぼに設置したWi-Fiとアイガモロボに搭載するGPS(全地球測位システム)を使い、田んぼを一巡できるようプログラミングされている。

   広報は、苦労した点に「きちんと進まなかったり、稲にひっかかったりしたこと」を挙げる。見た目については「皆から愛されるデザインにした」。

   日産で事業化は予定しておらず、製品化したい企業には技術協力するとした。

(J-CASTニュース編集部 谷本陵)

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