2024年 5月 5日 (日)

三井住友カードとSBI証券が事業提携 これで「投資」がより身近なものに?

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4つの新サービスの詳細をチェック

   4つの新サービスがどのようなものか。それぞれ詳しく見てみよう。先にも述べた通りVポイントと投資信託に関するサービスであり、利用には三井住友カードの保有とSBI証券の口座の両方を持っている必要がある。

注:ここで紹介する順番は内容を理解しやすいように、プレスリリース中のサービスの順番とは並びを変えてある。

■4つの新サービス

(1)投資信託のクレジットカード積立
SBI証券での投資信託積立に三井住友カードの決済が利用でき決済金額の0.5%のVポイントが貯まる。Vポイントとは三井住友カードや三井住友銀行の取引によって貯まるポイント。金融商品を購入した際に貯まるポイントはその分だけ金融商品の利回りが高くなる。または手数料が割引になる効果があるので、現金で購入するよりもお得なのは言わずもがな。

(2)投資信託残高によるVポイント付与
顧客がSBI証券で保有している投資信託の残高に応じてVポイントが貰える。具体的にどのくらいのポイントが付与されるかは発表されていない。またすでにSBI証券は「投信マイレージサービス」というTポイントが付与されるサービスを展開しているがそれとの併用はできない。投信マイレージサービスではポイント付与率が、保有残高や投資信託の種類によって異なっている。最大付与率は年0.20%であるので、Vポイント付与率も同じ水準になるだろう。

(3)Vポイント投資:投資信託の買付代金にVポイントを充当
カード決済や銀行取引で貯まるVポイントを投資信託の買付代金に充当できる。Vポイント1ポイント=1円として利用可能。ポイントと現金投資とで別口座の扱いになるのか、ポイントで投資信託を積み立てたらさらにポイントが付与されるのかといった詳細は、プレスリリースでは発表されていない。

(4)三井住友カードアプリ上でSBI証券総合口座情報を表示
三井住友カードが提供している利用代金の詳細などが確認できるアプリ「Vpass」上でSBI証券の情報を表示できる。表示できる情報の詳細は発表されていないが、日常的によく確認するであろうカード決済代金の画面に証券の情報を表示することで利用者の投資を誘引する狙いがあるだろう。

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